愛があればあるほどに
家族がいるのに、なんで派遣通訳に頼るのか?
家族の仲がうまくいっていないのでは?
などの誤解を受けかねないので、
一言、補足しておきます。
「家族の愛」と「情報保障」は別!
だと思います。
夫が(あるいは妻が)病に倒れたとき
「私がしっかりしなければ」
と、医師のいうことは必死で聞き、
伴侶に余計な心配をかけることのないようにと、
一人で抱え込んでしまいがちである。
医者は十分に情報を与えたはずだと思っても、
情報はそこで止まってしまい、
本人には十分届かない。
町内会の会合などでも同じ。
難聴の夫を(あるいは妻を)かばおうとして、
「自分がしっかりしなくては」
と、自分だけで処理してしまいがちである。
愛情があればあるほど、
その傾向が強いのではないだろうか。