ケンカを売ってるわけではないが
筆談が効かない・・・
という、時と場合があります。
入浴中とか、車の運転中とか。
でも、そういう場合は別に問題ではない。
双方がわかっているから。
スーパーの
レジが曲者だ。
私は最近、ポイントカードなるものは一切使っていない。
「ポイントは、今使いますか、それとも溜めますか」
などと聞かれて、困ってしまったことがあったから。
レジでは、何を話しかけられても首を横に振っていると、
たいがいの場合、無事通してもらえる。
今日、お昼過ぎに、近くのスーパーへ買い物に出かけた。
時間的に店内はガラガラの状態。
レジでなにか聞かれたが、私は黙って首を横に振った。
ところが、今日に限って、通してもらえない。
店員は、しばらく考えてから、やおら、書類を持ち出してきた。
書類を見ると、新規にカードを作れとの催促である。
これはもう、声を出さざるを得ない。
「ぼくはカードの類を一切持たない主義です」
と、言ってやったら店員は、いぶかしげだった。
やはり、最初から
「耳が不自由です」
のカードを見せるべきだった。
あるいは、スーパーに特化したカードを作るべきか。
「私はカードを持っておりません」
・・・だめだ。これではこちらの意図が伝わらない。
「私はカードを使いません」
・・・まだまだ、表現が弱い。
「
親の遺言でカードを使わないので、
余計なことは言わないでください」
。。。これならよかろう。
まるで、
ケンカを売っているようだ。