ケンカを売ってるわけではないが

六万石

2014年04月18日 17:36

筆談が効かない・・・
という、時と場合があります。

入浴中とか、車の運転中とか。

でも、そういう場合は別に問題ではない。
双方がわかっているから。

スーパーのレジが曲者だ。

私は最近、ポイントカードなるものは一切使っていない。
「ポイントは、今使いますか、それとも溜めますか」
などと聞かれて、困ってしまったことがあったから。

レジでは、何を話しかけられても首を横に振っていると、
たいがいの場合、無事通してもらえる。

今日、お昼過ぎに、近くのスーパーへ買い物に出かけた。
時間的に店内はガラガラの状態。

レジでなにか聞かれたが、私は黙って首を横に振った。

ところが、今日に限って、通してもらえない。
店員は、しばらく考えてから、やおら、書類を持ち出してきた。
書類を見ると、新規にカードを作れとの催促である。

これはもう、声を出さざるを得ない。
「ぼくはカードの類を一切持たない主義です」
と、言ってやったら店員は、いぶかしげだった。

やはり、最初から
「耳が不自由です」
のカードを見せるべきだった。

あるいは、スーパーに特化したカードを作るべきか。

「私はカードを持っておりません」
・・・だめだ。これではこちらの意図が伝わらない。

「私はカードを使いません」
・・・まだまだ、表現が弱い。

親の遺言でカードを使わないので、余計なことは言わないでください
。。。これならよかろう。

まるで、ケンカを売っているようだ。