難聴者のコミを巡る悩ましさ

六万石

2014年06月17日 22:10

当ブログの記事が
ニシダツトムのそと・あそび
に引用されておりました。\(^O^)/

長野難聴協会会員のろくさんのブログ「難聴者の『アシタドーナル』」に、

「『難聴者のために』と言いながら、いつの間にか
「そういう手話ではろう者に伝わらないよ」と仰る。」と書いておられます。

まさしくこの部分こそ、難聴者のコミュニケーションを巡る悩ましさがあるのだと思っています。

今年に入ってから諸般の事情によって
手話サークルを休みがちになっていますが、
難聴者が手話という新たな言語を獲得する道は
健聴者が手話を学習する事から比べると、情報をなかなか受け取られない事が多くて
苦労を強いられています。

聴者が手話を学ぶ目的は聾者支援です。
難聴者が手話を学ぶ目的は、(第一義的には)聾者支援ではありえない。
聴こえない自分のコミの手がかりとしてであり、
ひらたくいえば、
手話をする聴者とも、ろう者とも、仲良くなりたいためである。
(ROKU)