なにげない「差別」

六万石

2015年03月09日 12:53

     ≪なにげない言葉のなかにひそむ「差別」≫

理解不足というか、
無知が原因で、
何気なく、
ふと漏らした言葉は恐ろしい。


・健聴の夫が難聴の妻に向かって
 「どっかへ行って聞こえるようになってから帰って来い」

・会社の上司が難聴者に向かって
 「その補聴器、どうにかならないの?」

・「お気の毒に」!

こういう言葉が、いちばん「こたえ」ます。

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下記は、庄司和史(まさし)先生耳の日フェスティバル3/1講演から 
・重度の障害者の病院を訪ねて
 「ああいう人に人格はあるの?」
 (元東京都知事,1999年)

・認知症でひとりで出かけられなくなった人を見て
 「ああなっちゃ おしまいだね」
 「そうだね」
 という会話。

・新生児聴覚スクリーニングで「難聴の疑いがあります」と告知された孫について、
 「誰にも言っちゃダメだよ」
 と母親に指示した話。

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下記は当ブログの過去ログから

・蹴られた全盲の女生徒が腕時計をはめていた。
それ、偽全盲だ!
(註)実際には手で触れて確認できる腕時計をはめていた。
(2014.9.15)

佐村河内の記者会見の、(質問記者の)
「聞こえてるじゃねえか
(2014.9.15)

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2015.3.9