手話・要約筆記の合同講座
塩尻市保健福祉センター
塩尻市要約筆記入門講座運営委員会 が3月11日、
保健福祉センターで行われ、地域の難聴者を代表して出席した。
塩尻市社会福祉協議会(社協)から新しい企画が提案されました。
社協主催による
要約筆記入門講座 並びに 手話通訳奉仕員講座の
合同講座
を、7月11日(土)に開催。
難聴者としては大賛成。
願ってもないことです。
そもそも、聴覚障害者にとって、
手話と要約筆記の利用は、明確に区分されるものではなく、
ろう者も難聴者も、ともに、
「聞こえない」
という点に関してはまったく同じものである。
にもかかわらず、要約筆記講座と手話講座では、
その導入が全く違う。
要約筆記の入門講座では、
「まず、聴障者を理解しよう」
というコンセプトで、
「聞こえないとはどういうことか」
と、基礎の、そのまた基礎から入る。
一方、手話通訳奉仕員講座では、
「
さあ、みなさん、まず、日本語を忘れてください。
手話の世界に入りましょう!」
と、挨拶や自己紹介のやり方、家族は? 趣味は?・・・
ろう者との交流を目指して、まず実践から入る。
要約約筆記講座と手話講座の受講者が、
「隣は何をする人ぞ」
みたいに、お互い、やっていることをまったく知らない。
ましてや、両者の交流など、あろうはずもない。
両者をつなぐものの存在が、
いままでになかった。
私たちは、かねてから、それがほしかった。
、
今回、社会福祉協議会の担当者の、
前例にとらわれない斬新な企画に対し、
大いに評価し、
かつまた、感謝している。
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Build bridges,not walls !
壁を作るのではなく、橋を架けよう!
同じ障害の仲間だ。
2015.3.12
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