記者もわかっていない(佐村河内の件)
まだまだ寒いですねえ。
今日は一日、
炬燵にあたりながらテレビを見たりなどして、
昨日の疲れをいやしていました。
滅多に見たことのないワイドショウなどを見ていると、
やはり、気になるのが、
難聴に対する世間の無理解です。
佐村河内ナル男が、「聞こえていて」、
典型的な作話師であることは間違いないのだが、
それとは別に、
報道記者の方だって、変なことを言っているゾ。
「あれだけしゃべれるのだから、聞こえているに違いない」
だとか、
「手話が終わらないうちに話し出した」
という指摘、そのあとの会場のどよめき笑い。
とか。
・・・・記者たちの無理解、ここに極まれり。
「言わずもがな」ではあるが、
中途失聴・難聴者は、聞こえていたころの音声が脳に記憶されているので、
よどみなく話すことは、いくらできるのです。
要約筆記利用の際には、
書かれた文字を途中まで読んで内容を推測し、
要約筆記者がまだ゙書き終わらないうちに話し始める・・・
なんてことは、
ごく当たり前のことである。
私のような、
よくしゃべくる聴障者が
「ひょっとして不正しているのではないか」
と疑いをもたれかねないとすれば、
その状況は怖いデス。
関連記事