2014年09月09日

秋です


秋です                         於 JR 広丘駅  


Posted by 六万石 at 07:37

2014年09月09日

遅れた緊急情報

マスコミの報道によると、過日の広島市の土砂災害で、
聴覚障害者に緊急避難情報などを知らせるファクスが、
避難勧告から約5時間近く遅れていたことが明らかになった。
担当者が寝ていて緊急連絡に気づかなかったのが原因という。
この記事内容は、今朝の地元の新聞に記事がでておりますが、
ネットでは3日も前から、すでに話題となっていた。

今回、たまたま聴覚障害者で死傷した人はいなかったとはいえ、
ずさんな対応!
という以外にない。
担当者が寝ているのは、人間だから、十分ありうることなので、
そういう事態も想定した上で、きちんとチェック態勢をとることは、
危機管理のイロハであろうに。

今回、緊急連絡が機能しなかったことは、
聴覚障害者として断じて許すことができない。

それはそれとして、別の角度から、
もう一つ、より重要な問題があるのではないか。

そもそも緊急情報をFAXで、というシステム自体が、
たとえそれが正常に届くとしても、
なんとまあ、のんびりな!
と思わないのだろうか。

FAXで知らせるといったって、
寝ている時間でしょう。
FAXの着信音など、気付くはずもない。
たとえ起きていたって聞こえないんだもん。

大切なのは、日頃からの近所づきあい

「お部屋に上がってきて、たたき起こして伝えておくれ!」
と、地域住民に、日頃から、
しっかりお願いしておく以外にないのではないか。

とはいうものの、聴覚障害者は
その障害が原因でコミュニケーションが苦手、、、
自ら地域に入って行くことに、二の足を踏んでいる者が多い。
その原因を取り除く手立ても、工夫する必要があるだろう。

とにかく、今、言えることは、
日頃から地域に参加しよう。
地域住民と親しくしよう。

そういうことのためにこそ、
要約筆記があり
通訳が存在する


2014.9.9




  


Posted by 六万石 at 07:06災害と聴覚障害者