東京オリンピック
10月10日と言えば、昭和39年の東京オリンピック。
あの「わくわく感」は忘れない。
開会を告げるファンファーレの音(曲)が今、
鮮やかに耳に残っています。
前日までの雨がうそのようにあがってアナウンサーは
「世界中の青空をかき集めたような東京の空」
と表現した。
アベベが独走したマラソン。
2位で競技場へ入ってきた
円谷(つぶらや)幸吉選手が
第2コーナーでイギリスのヒートレーにかわされたが
メイン会場に初めて日の丸が上がった。
東洋の魔女といわれた女子バレーボール。
回転レシーブで、拾って拾って拾いまくる。
決勝のソ連との試合では
「
サーバーは宮本、さあ、金メダルポイントです」
と絶叫するアナウンサー。
※当時は9人制バレーでサーブ権のある方が決めないと
ポイントにならない。最後の1本がなかなか決まらず
サイドアウト(サーブ権の移動)をくり返した。
「さあ、金メダルポイントです」の言葉は
7回繰り返された。
神永選手がオランダの大男
ヘーシンクに押さえられて敗れた柔道。
「ああ、くやしいなあ」
日本全国がそう思った。
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