2013年11月27日

口話・不愉快な暴力!

聴覚障害者に関するいくつかの迷信のうち
(1)「聴覚障害者は皆、手話ができる」
(2)「聴覚障害者は皆、口話ができる」
と言う迷信は、世の中の誤解の最たるものだが、
(1)よりも(2)の方が始末が悪い。

手話とちがって、「口話」は、聴者のみなさんも、
どなたでもできてしまうからである。

「口話」ってのは、
手話とは言わないまでも、身振りとか表情とか、
そういうのと連動してこそ、
場合によっては有効なツールになりうることもあろう。

ただ直立して、
あるいは座ったままで、無表情で、
「口を大きくあけて・ゆっくりと」
やられて、
「さあ、読み取れ!」
と言われたって、
(西さんの言葉をお借りするなら)、これは
「読み取れ暴力」
だ。

こちとら、、
馬鹿にされているようで、不愉快だ。
(ROKU)





Posted by 六万石 at 14:13 │難聴・七つの迷信
この記事へのコメント
「読み取れ暴力」に関してはさらに啓発していかないといけませんね。
迷信を無くしていかなければ…。
要約筆記者としてできる協力はそうした啓発部分かと思います。
Posted by ろぜっと山口ろぜっと山口 at 2013年11月27日 23:03