2015年03月17日

長野難聴定例会余録(2)

     シーンとなる一瞬

長野難聴の定例会では、情報保障として、
要約筆記の派遣通訳・スクリーン投影を利用し、
さらにプラスして、
協会が自前で購入して管理している磁気誘導ループも用いている。

参加者の聞こえの程度は、まちまちで、、
補聴器あるいは人工内耳で、だいたい聞こえている者もいるし、
磁気ループでもよく聞き取れないという者もいる。

長野難聴では、ループで聞こえている者にも
要約筆記のスクリーンに合わせて発言を待ってもらい、
全員が文字を見ながら進めるように(申し合わせ)している。

発言とスクリーン表示に多少のタイムラグがある。
それは、物理的にやむを得ない、当然のことである。

発言者が発言し終わってマイクを置く。
そのあと、スクリーンに文字が全部出終わるまでの数秒間、会場が
シーン
となる。
長野難聴定例会余録(2) スクリーンに出てくる文字を
 固唾(かたず)をのんで
 待っているのだ。

2015.3.17
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Posted by 六万石 at 18:54 │要約筆記