2016年10月23日
富山のグループとの交流会(総集編)
塩尻要約筆記サークル「ペンペン草」と難聴者の会「なずな」との交流会に、
富山県「イヤーサポートつむぎ」と、富山県の難聴者が合流。
塩尻の老舗のお蕎麦屋さんで、10月19日、
ささやかな交流会を行われました。

へ
東は、諏訪・東京方面へ
西は、木曽・名古屋方面へ
南は、伊那・飯田方面へ
北は、松本・長野方面へ
その交差点にある、蕎麦の老舗

手打ちそば いづみ屋. です。
お座敷を借り切り、スクリーンも組み立てました。

このスクリーンは、木曽地域で使用している小型のものです。
「自己紹介」ってのは、いいですね。
しゃべっているうちに
「がんばります」
とか、そういう雰囲気となる。
ニシダさん
イヤーサポートつむぎの皆さん
遠路はるばる
ありがとうございました。
そして、何と何と サプライズで
千葉県の
コリさんが、現れた!
たまたま家族旅行(信州めぐり)中だとか。
ご主人を車にお待たせしたままの、短時間でしたが
私もニシダさんも初対面。
これでバーチャルではなくなった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
PART 2
塩尻勢は10時30分市役所駐車場集合。
富山の皆さんの来塩をお待ちする間、しばし、よもやま話。
Tさんは今日は稲刈りだとか
Kさんは、お豆腐屋さん(製造)で、忙しい毎日だとか・・・
この時点で、すでに、私への情報保障の態勢は万全。
入れ替わり立ち代わりのノートテイク。
ふだんは「会話」というものから疎外されている難聴者にとって、
こういう、ちょっとしたよもやま話こそ、
もう、それだけで、
宝の時間である。
当ブログについても松本城の写真がきれいだったとか
以前に連載していた「ここはどこでしょう」のクイズ、
あれは面白かったので、復活してほしいとか。
10時40分ごろ駐車場に富山勢の車が到着した。
ニシダさんと、富山の要約筆記の方々が、
にこやかに登場。
ペンペン草の担当者から、日程の説明があり、車に分乗して会場へ。
交流会での情報保養は、
前半(挨拶とか自己紹介)まで、スクリーン表示。
後半の、食事・歓談ではノートテイク。
歓談は、自然発生したあちこちのグループで、話の花が咲いていた。
ニシダさんと私のグループでは、長野難聴の浜さん、
さらに、手話のできる木曽の要約筆記者が加わり、
日本語対応手話での歓談。
ここで、一つ、反省点があります。
私と浜さんには、ぴったりと要約筆記者がついていた。
ニシダさんには要約筆記者が付いていなかった。
率直にいって、これはマズかったと思う。
勿論ニシダさんは、大概のコミュニケーションは手話でわかる。
私も、浜さんも、日本語対応手話なら、かなりワカル。
だから、コミュニケーションは十分なりたっていたのであるが、
やはり、文字で確認したい。
一言一句を読むというよりも、
キーワードを確認したいのである。
難聴者が手話でやっているから要約筆記の出番はない・・・
などと早ガッテンされては困ります。
難聴者同士の手話ってのは、
よくわからないままにうなづいたり、
同調して笑ったしている場合があります。
これは、難聴者の「サガ」ですね。
終了解散のあと、富山の要約筆記者の(緑の服の)Kさんと、
少しお話した。
Kさん、太く、デッカイ字で、
これは、とても分かりやすく、
コミュニケーションが自然にできた。
Kさんには、
こういう字、
こういう要約筆記を
自信を持って広めてほしい。
2016.10.19 (WED)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ニシダさんからメッセージ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ROKU
遠路はるばる、ありがとうございました。。
楽しい時間でした。

ニシダさんの掲示板:
「ニシダツトムのそと・あそび」より引用
リンク先、→ http://www.number7.jp/bbs/nishiart/
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コリさんからメッセージ (抄)
Posted by コリ at 2016年10月21日 09:17
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ROKU
短時間でしたが、凝縮した時間でした。
「ペンペン草」も、、
コリさん、旅人さんのコメントを楽しみにしている者が多いです。
これからも、よろしくお願いします。
落花生パイ、
ありがとうございました。
私はスイーツ大好き人間でして・・・。
2016.10.21 (FRI)
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イヤサポート・つむぎ さんからのメッセージ
Posted by イヤサポート・つむぎ at 2016年10月21日 20:34
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ROKU
遠路はるばるアルプス越え、ありがとうございました。
<ニシダさんへの通訳がなかった・・・ということについて・・・・>
ニシダさんの掲示板によると、難聴者3人は、最初は筆談で、
たしか、この時には要約筆記者がニシダさんの横にいらっしゃった。
そのうちにコミュニケーション手段が、主として手話となって、
私は、手話が苦手ですので、時々要約筆記をチラチラとみながら対応。
、
ニシダさんは、手話でほとんどわかってしまわれるので、
実際には要約筆記を必要としなかったのでしょうね。
だから、要約筆記の方も、通訳を止めた。
とにかくコミュニケーションが成り立っていましたから、
それはそれで良かったわけで、心配するようなこともなかった。
私の早とちりで、断定的なことを述べてしまい、
いささか反省しております。
何はともあれ、今回、お互いに大いに刺激を受け、
大変な勉強になりましたこと、
深く深く感謝しております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ペンペン草担当者から
無事、皆さんをお迎えすることができ、
楽しい時間を過ごすことができて、本当に良かったです。
西田さんは、数年前にお会いしたままで、
お変わりなかったですね(^^)
コリさんは、私の中では、ブログのイメージ通りの方でした。
初めてお顔を見た時から、
「もしかしてコリさん?」って思いました。
こうやって、遠くに住んでいるいろんな方々と
交流を持てたことに感謝です。。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2016.10.23 (SUN)
ニシダさんからの投稿です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
サガ。
要約筆記があれば全面的に頼り会話を進める。
要約筆記でなくとも箇条書き文であっても同じです。
日常生活の中では要約筆記であれ手話であれ全くないのが通常。
勢い相手の顔色や口元をガンミし、
最大限の山勘を働かせ会話に持ち込んでいる。
交流会の場では、H副会長も木曽からお越しの手話通訳者の方も
とても分かり易い対応手話を使っておられたので
ろくさん越にノートテイクをチラチラ見ながらでしたが
充分に会話が成立しました。
僕が分かる手話がその場にある時は、
文字を目で追うよりもはるかに楽なので手話に頼るケースが多いのです。
この場に手話がなかったら・・・
恐らくブチ切れ苦言の百も並び立てていたとおもいます。
今回は正しくトータルコミュニケーションが実践された現場だと感じています。
Posted by ニシダ at 2016年10月23日 13:13
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於 安房峠
この画像は「ニシダツトムのそと。あそび」より引用
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ROKU
「サガ」というタイトルは、多分、10月19日の私の記事
Play back,play back
あのとき、確かに、はじめは筆談で始まったんですね。
ニシダさんが私に対して紙に書いてくださった。
(ここで、その内容についてはふれません)
当然、対面の席のHさんには、わからない。
そこで私が、その紙をHさんに渡した。
さらに、その紙は、Hさんから周りの要約筆記者に回された。
つぎにHさんが紙に書いて、私とニシダさんに渡す。
それを読んで、ニシダさんが何かを書いて、
その紙を回す・・・・。
書いている人は黙って書きます。
しゃべりながら書くなんていう芸当はできない。
この時点で、要約筆記者は仕事がなくなってしまう。
出番がないのである。
そんなことで始まったコミュニケーションが、いつのまにか、
手話に変わっていった。
聾者の手話とは異なり、
難聴者の手話には、声が出ている。。
しゃべりたいことが、瞬間、音声となって出て、
必死こいて、手話単語をあてはめる。
聾者の手話とはスピードが違うから
必然的に、私のような者にも、「わかりやすい手話」となる。
ただ、難聴者が気をつけなくてはならないのは、
手話を断片的に読み取って、
自分勝手にストーリー作ってしまいがちであること。
たとえば、ニシダさんとHさんが、「ろう協」の話をしているとき、
私は、「最大限の山勘を働かせ」て、
ああ、あの話だな!「
とわかったつもりになってしまう。
それが当たっているときはいいのだけど、もしかしたら、
話の展開が予想とは異なるかもしれない。
そこに「落とし穴」がある。
そういう事態を防ぐために、
難聴者同士の手話では、要約筆記者の出番がある、
ということです。
すごい大胆な要約筆記でよい。
いや、大胆な要約筆記のほうがよい。
キーワードだけでもよい。
こういうことは、テキストには書いてないので、
要約筆記の方々には
実践で会得していただく以外にないと思う。
(ニシダさんへ>
私たちが手話で行き詰った時、再三にわたり、
それとなく手話で援助されていた木曽の方、
あの方は要約筆記者で、手話もやる、という方です。
まさに、トータルコミュニケーションでしたねえ。
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2016.10.23 (SUN)
富山県「イヤーサポートつむぎ」と、富山県の難聴者が合流。
塩尻の老舗のお蕎麦屋さんで、10月19日、
ささやかな交流会を行われました。
へ
東は、諏訪・東京方面へ
西は、木曽・名古屋方面へ
南は、伊那・飯田方面へ
北は、松本・長野方面へ
その交差点にある、蕎麦の老舗
手打ちそば いづみ屋. です。
お座敷を借り切り、スクリーンも組み立てました。
このスクリーンは、木曽地域で使用している小型のものです。
「自己紹介」ってのは、いいですね。
しゃべっているうちに
「がんばります」
とか、そういう雰囲気となる。
ニシダさん
イヤーサポートつむぎの皆さん
遠路はるばる
ありがとうございました。
そして、何と何と サプライズで
千葉県の
コリさんが、現れた!
たまたま家族旅行(信州めぐり)中だとか。
ご主人を車にお待たせしたままの、短時間でしたが
私もニシダさんも初対面。
これでバーチャルではなくなった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
PART 2
塩尻勢は10時30分市役所駐車場集合。
富山の皆さんの来塩をお待ちする間、しばし、よもやま話。
Tさんは今日は稲刈りだとか
Kさんは、お豆腐屋さん(製造)で、忙しい毎日だとか・・・
この時点で、すでに、私への情報保障の態勢は万全。
入れ替わり立ち代わりのノートテイク。
ふだんは「会話」というものから疎外されている難聴者にとって、
こういう、ちょっとしたよもやま話こそ、
もう、それだけで、
宝の時間である。
当ブログについても松本城の写真がきれいだったとか
以前に連載していた「ここはどこでしょう」のクイズ、
あれは面白かったので、復活してほしいとか。
10時40分ごろ駐車場に富山勢の車が到着した。
ニシダさんと、富山の要約筆記の方々が、
にこやかに登場。
ペンペン草の担当者から、日程の説明があり、車に分乗して会場へ。
交流会での情報保養は、
前半(挨拶とか自己紹介)まで、スクリーン表示。
後半の、食事・歓談ではノートテイク。
歓談は、自然発生したあちこちのグループで、話の花が咲いていた。
ニシダさんと私のグループでは、長野難聴の浜さん、
さらに、手話のできる木曽の要約筆記者が加わり、
日本語対応手話での歓談。
ここで、一つ、反省点があります。
私と浜さんには、ぴったりと要約筆記者がついていた。
ニシダさんには要約筆記者が付いていなかった。
率直にいって、これはマズかったと思う。
勿論ニシダさんは、大概のコミュニケーションは手話でわかる。
私も、浜さんも、日本語対応手話なら、かなりワカル。
だから、コミュニケーションは十分なりたっていたのであるが、
やはり、文字で確認したい。
一言一句を読むというよりも、
キーワードを確認したいのである。
難聴者が手話でやっているから要約筆記の出番はない・・・
などと早ガッテンされては困ります。
難聴者同士の手話ってのは、
よくわからないままにうなづいたり、
同調して笑ったしている場合があります。
これは、難聴者の「サガ」ですね。
終了解散のあと、富山の要約筆記者の(緑の服の)Kさんと、
少しお話した。
Kさん、太く、デッカイ字で、
これは、とても分かりやすく、
コミュニケーションが自然にできた。
Kさんには、
こういう字、
こういう要約筆記を
自信を持って広めてほしい。
2016.10.19 (WED)
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ニシダさんからメッセージ
ろくさん、本当に本当にお世話になりました。Posted by ニシダ at 2016年10月20日 19:18
楽しい時間をありがとうございました。
ペンペン草の皆様、
まさかスクリーンまでご用意下さるなんて想像もしていませんでしたから
ご準備大変だったことと思います。
微に入り細に入ったご配慮、ありがとうございました。
弊掲示版に報告を書き込みましたので
お時間がある時にでも覗いてやって下さい。
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ROKU
遠路はるばる、ありがとうございました。。
楽しい時間でした。

ニシダさんの掲示板:
「ニシダツトムのそと・あそび」より引用
リンク先、→ http://www.number7.jp/bbs/nishiart/
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コリさんからメッセージ (抄)
・・・わざわざお時間をとって、みなさんにご紹介くださったので、
要約筆記の方とも初めてお会いしたような感じがしないほど
うちとけられました。
駐車場までのお見送り、ありがとうございました。
夫が
「通訳が、ここまでついてきてくれるなんて、驚いた。いいね~。」
と。・・・
Posted by コリ at 2016年10月21日 09:17
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ROKU
短時間でしたが、凝縮した時間でした。
「ペンペン草」も、、
コリさん、旅人さんのコメントを楽しみにしている者が多いです。
これからも、よろしくお願いします。
落花生パイ、
ありがとうございました。
私はスイーツ大好き人間でして・・・。
2016.10.21 (FRI)
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イヤサポート・つむぎ さんからのメッセージ
長野の皆さん、大変お世話になりました。
思った以上に楽しい時間をいただき、ありがとうございました。
いろいろ参考になるお話も聞かせてもらい、今後につながりそうです。
ご指摘の、西田さんにノートテイクが付かなかったことは、猛省です。
どんな状況でも、目を配らないとだめですね。
今度は、ぜひ富山にお越しください。
美味しい回転寿司で歓談しましょう。
コリさんも、あまりお話しできなかったので、次回は、
富山のおいしいお寿司を召上りになりながら、お話ししましょう。
お待ちしております。
Posted by イヤサポート・つむぎ at 2016年10月21日 20:34
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ROKU
遠路はるばるアルプス越え、ありがとうございました。
<ニシダさんへの通訳がなかった・・・ということについて・・・・>
ニシダさんの掲示板によると、難聴者3人は、最初は筆談で、
たしか、この時には要約筆記者がニシダさんの横にいらっしゃった。
そのうちにコミュニケーション手段が、主として手話となって、
私は、手話が苦手ですので、時々要約筆記をチラチラとみながら対応。
、
ニシダさんは、手話でほとんどわかってしまわれるので、
実際には要約筆記を必要としなかったのでしょうね。
だから、要約筆記の方も、通訳を止めた。
とにかくコミュニケーションが成り立っていましたから、
それはそれで良かったわけで、心配するようなこともなかった。
私の早とちりで、断定的なことを述べてしまい、
いささか反省しております。
何はともあれ、今回、お互いに大いに刺激を受け、
大変な勉強になりましたこと、
深く深く感謝しております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ペンペン草担当者から
無事、皆さんをお迎えすることができ、
楽しい時間を過ごすことができて、本当に良かったです。
西田さんは、数年前にお会いしたままで、
お変わりなかったですね(^^)
コリさんは、私の中では、ブログのイメージ通りの方でした。
初めてお顔を見た時から、
「もしかしてコリさん?」って思いました。
こうやって、遠くに住んでいるいろんな方々と
交流を持てたことに感謝です。。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2016.10.23 (SUN)
ニシダさんからの投稿です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
サガ。
要約筆記があれば全面的に頼り会話を進める。
要約筆記でなくとも箇条書き文であっても同じです。
日常生活の中では要約筆記であれ手話であれ全くないのが通常。
勢い相手の顔色や口元をガンミし、
最大限の山勘を働かせ会話に持ち込んでいる。
交流会の場では、H副会長も木曽からお越しの手話通訳者の方も
とても分かり易い対応手話を使っておられたので
ろくさん越にノートテイクをチラチラ見ながらでしたが
充分に会話が成立しました。
僕が分かる手話がその場にある時は、
文字を目で追うよりもはるかに楽なので手話に頼るケースが多いのです。
この場に手話がなかったら・・・
恐らくブチ切れ苦言の百も並び立てていたとおもいます。
今回は正しくトータルコミュニケーションが実践された現場だと感じています。
Posted by ニシダ at 2016年10月23日 13:13
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於 安房峠
この画像は「ニシダツトムのそと。あそび」より引用
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ROKU
「サガ」というタイトルは、多分、10月19日の私の記事
難聴者同士の手話ってのは、よくわからないままにうなづいたり、同調して笑ったしている場合があります。を踏まえてのものであろうと思います。
これは、難聴者の「サガ」ですね。
Play back,play back
あのとき、確かに、はじめは筆談で始まったんですね。
ニシダさんが私に対して紙に書いてくださった。
(ここで、その内容についてはふれません)
当然、対面の席のHさんには、わからない。
そこで私が、その紙をHさんに渡した。
さらに、その紙は、Hさんから周りの要約筆記者に回された。
つぎにHさんが紙に書いて、私とニシダさんに渡す。
それを読んで、ニシダさんが何かを書いて、
その紙を回す・・・・。
書いている人は黙って書きます。
しゃべりながら書くなんていう芸当はできない。
この時点で、要約筆記者は仕事がなくなってしまう。
出番がないのである。
そんなことで始まったコミュニケーションが、いつのまにか、
手話に変わっていった。
聾者の手話とは異なり、
難聴者の手話には、声が出ている。。
しゃべりたいことが、瞬間、音声となって出て、
必死こいて、手話単語をあてはめる。
聾者の手話とはスピードが違うから
必然的に、私のような者にも、「わかりやすい手話」となる。
ただ、難聴者が気をつけなくてはならないのは、
手話を断片的に読み取って、
自分勝手にストーリー作ってしまいがちであること。
たとえば、ニシダさんとHさんが、「ろう協」の話をしているとき、
私は、「最大限の山勘を働かせ」て、
ああ、あの話だな!「
とわかったつもりになってしまう。
それが当たっているときはいいのだけど、もしかしたら、
話の展開が予想とは異なるかもしれない。
そこに「落とし穴」がある。
そういう事態を防ぐために、
難聴者同士の手話では、要約筆記者の出番がある、
ということです。
すごい大胆な要約筆記でよい。
いや、大胆な要約筆記のほうがよい。
キーワードだけでもよい。
こういうことは、テキストには書いてないので、
要約筆記の方々には
実践で会得していただく以外にないと思う。
(ニシダさんへ>
私たちが手話で行き詰った時、再三にわたり、
それとなく手話で援助されていた木曽の方、
あの方は要約筆記者で、手話もやる、という方です。
まさに、トータルコミュニケーションでしたねえ。
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2016.10.23 (SUN)
Posted by 六万石 at 01:27
この記事へのコメント
サガ。
要約筆記があれば全面的に頼り会話を進める。
要約筆記でなくとも箇条書き文であっても同じです。
日常生活の中では要約筆記であれ手話であれ全くないのが通常。
勢い相手の顔色や口元をガンミし、
最大限の山勘を働かせ会話に持ち込んでいる。
交流会の場では、H副会長も木曽からお越しの手話通訳者の方も
とても分かり易い対応手話を使っておられたので
ろくさん越にノートテイクをチラチラ見ながらでしたが
充分に会話が成立しました。
僕が分かる手話がその場にある時は、
文字を目で追うよりもはるかに楽なので手話に頼るケースが多いのです。
この場に手話がなかったら・・・
恐らくブチ切れ苦言の百も並び立てていたとおもいます。
今回は正しくトータルコミュニケーションが実践された現場だと感じています。
要約筆記があれば全面的に頼り会話を進める。
要約筆記でなくとも箇条書き文であっても同じです。
日常生活の中では要約筆記であれ手話であれ全くないのが通常。
勢い相手の顔色や口元をガンミし、
最大限の山勘を働かせ会話に持ち込んでいる。
交流会の場では、H副会長も木曽からお越しの手話通訳者の方も
とても分かり易い対応手話を使っておられたので
ろくさん越にノートテイクをチラチラ見ながらでしたが
充分に会話が成立しました。
僕が分かる手話がその場にある時は、
文字を目で追うよりもはるかに楽なので手話に頼るケースが多いのです。
この場に手話がなかったら・・・
恐らくブチ切れ苦言の百も並び立てていたとおもいます。
今回は正しくトータルコミュニケーションが実践された現場だと感じています。
Posted by ニシダ at 2016年10月23日 13:13