「推測変換候補」
i-PADにも、少し慣れては来ているが、まだまだ、
その機能の百分の一も使っていないと思う。
パソコンとの違いは、入力方法。
下部に表示されるキーボードに入力すると表示部に変換したい文字がズラ~と並び、
その中から選んでいく。
段々と的(まと)が絞られていって、目的のフレーズが確定する。
こう書くと、なんだか面倒そうだが、実際には瞬時に確定する。
こんなことは、ケータイを使っていた者にとってはあたりまえのことだろうが、
私は、ケータイを飛び越えて、一気にタブレットに進んだので、この
「
推測変換候補」
という方式が、新鮮である。
これは、難聴者が
手書き要約筆記を利用しているときの頭の働きに似ている。
難聴者の頭の中に
「推測変換候補文字表示」
というような機能があると思っていただければよい。
難聴者は、紙に書かれていく文字を見ながら、次を予測しているのである。
要約筆記者が書き終えたとき、利用者も読み終えている、というのが、理想である。
筆記者が書き終えてから、改めて読み直す、というようなことでは、
会議などの切迫した現場では、遅れてしまいます。
それは、
筆談の場合も同じである。
黒地の
電子ボードでは、筆記者が書いている文字が読みづらい。
このことについて、長野難聴の協会ブログで、
要約筆記者からのコメントをいただいておりますので、引用いたします。
要約筆記サークルの仲間が、電化製品のような、該当のボードを持っていて、(やや高額ですが)ペンの消耗や紙を何枚も用意しなくてすむかな…と思っていましたが、
このように、はっきり白紙に黒文字が良い!とおっしゃっていただき、やはり、利用者の声が一番だと思いました。
黒い電子ボードに、光る文字は、書いていても違和感がありましたし。
ご意見ありがとうございました。
Posted by よね at 2016年02月17日
関連記事(当ブログ1/15)→
http://rokumangoku.naganoblog.jp/e1851746.html
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2016.2.21 (SUN)
追記 2017.8.20
難聴者が
手書き要約筆記を利用しているときの(難聴者の脳内活動を
分析してみました。
パソコン要約筆記で、IP-Talkで、モニターを見ている場合には異なります。
モニター部には、要約筆記者によって正しく変換された文章が出てくるので、
利用者は推測する必要(余地)がない。
文章が表示されるのを、ひたすら待つ以外にない。
パソコンよりも手書きの方が「速い」と感じるのは、そのような意味である。
ところで、私は、パソコン要約筆記のノートテイク利用の場合には、
画面の下方に表示される入力部を見ていることが多い。
つまり、正しく変換される前の文章を見ている。
大概の場合、要約筆記者が正しく変換するのを待たず、わかってしまう。
ただし、このことは、すべての難聴者(利用者)に当てはまることではない、
ということも、また、承知しております。
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