広丘スカイブリッジから北アルプス遠望
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今でこそ、インターネットとかメールとか、SNS、ブログなどという、
パソコン上での情報交換は普通になっているが、
私が情報機器としてのパソコンを教わったのは、定年退職後である。
現役の頃には、パソコンを情報機器としては使っていなかった。
昭和50年代、まだ、パソコンという用語もなく、いわゆる「マイコン」といわれた頃は、
二進法とか、
アルゴリズムとか、数学の科目として存在しており、
当時は、単なる「
プログラム計算器」であった。
昭和の終わりの頃、プログラム言語としてBASICを積み込んだ機種が一世を風靡し、
NECの
PC80(ハチマル)、
PC88(ハチハチ)、三菱の
マルチ16、
シャープMZなどあって、
学校では偏差値の算出とか成績一覧表とかの作成に「利用していた。
時代は平成となり、パソコンという用語が定着して、
学校では、主としてワープロとして利用されるようになった。
ワープロも、初期の頃は、
「
日本語ワードプロセッサー」、
というタイトルが、「じわ~」と出てくるまでに数分を要した。「
JET88」とか、「
春望」とか、独特のソフトの時代があった。
その後、学校では、ワープロは「
一太郎」、表計算は「
ロータス」、という時代となり、
その辺までは、なんとか、「パソコン」に追いついていけた。
MS・DOS(エムエスドス)などという、基本ソフトの上に、アプリが載るようになった。
そのころから、追いついていけなくなった。
「
コマンドまたはファイル名が違います!」
というエラー表示に、呆然として立ちつくした。
さらに、「ワード」「エクセル」の時代となったころ、
平成10年、私は定年退職となり、「パソコン」から解放された。
やれやれ。
平成17年、町内会の役員の順番が、わたくしのところに回ってきた。
当時、難聴もかなり進行していたので、一旦はお断りした。
、
白馬村の
桜井さんが、手話通訳や要約筆記を利用して、
全国初の聴覚障害者の村議として活躍した話を聞き及び、
だったら私も(要約筆記を利用すれば)町内会ぐらいだったら何とかなるのではないかと、
役員を引き受けた。
役員の仕事をしていく上で、回覧板の作成など再びパソコンが必要となった。
市の情報プラザで、簡単なイラスト入りの文書作成や、
メールのやり方などの講座があり、受講した。
受講に際して、要約筆記派遣を申請し、認められた。
「
要約筆記との出会い」でもあった。
その後10年以上経過した現在も、あのとき教わった程度の知識しかない。
・とりあえず回覧板が作成できる
・とりあえずメールができる
・とりあえずブログも書ける
いわゆる「一つ覚え」である。
システム的なことは、何一つわかっていないが、
パソコンがうまく動かなくなったとき、
とりあえず、「システムの回復」だけはできる。
その程度です。
メールでの情報交換ができるかどうかは、
難聴者のQOL向上にとって、とりわけ大きなポイントとなると思っています。
難聴者のメールについて、書きたいことがありますが、
いずれ、別記事で。
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2017.2.23 (THU)
この記事へのコメント
ニシダ
MS・DOS(エムエスドス)・・・懐かしい0S。
僕は初めてパーソナルコンピューターを触ったのは86年でした。
当時、パソコン本体のみならずグラフィック・ドローソフトやフォントはとても高価で、
個人で全て揃えることは不可能でした。
そこで、
デザイナーやイラストレーターに書籍編集者や印刷屋さんなど
仲間20数人で「Mac研究会」と称して集まり、
Mac「plus II 」4台と関連ソフトを共同出資して購入し
ワイワイと研究していました。
その当時の性能は、今考えるとまるでオモチャの如くでしたが、
確かにこれから時代は変わって行くだろうと確信も感じさせるに充分な確信を抱いたものでした。
90年代の半ばには、演算速度と浮動小数点計算がパーソナルユースで演算できるようになり、
一気に3Dソフトが一般化してきました。
丸一日掛け3Dデーターを作り、それを視覚させるのにレンダリングを開始するのですが、
スタートボタンを押したら最後、演算が終了するのに一昼夜も計算し続けるという性能でした。
これも又今から思うとオモチャレベルでしたね(笑)
MS・DOSに引き込まれ昔話でした。
Posted by ニシダ at 2017年02月23日 07:30
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ROKU
そうそう、「Mac派」が、いました。
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2017.2.23 (THU)