「筆談ホステス」やっていません

六万石

2016年06月06日 10:51

長野難聴のブログより引用いたします。

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"書いてもらう"ことへの後ろめたさ

健聴者(A)と、
話せるけれども文字情報を必要とする聞こえない人(B)

(A)と(B)とのコミュニケーションでは、
一方に大きな負担をかけることになります。

(B)は音声で発信し、文字で受け取る・・・・
それに対して(A)は文字で発信し、音声で受け取る・・・・

この負担の”差”は、否応なく、双方に意識させられます。
難聴者が、健聴者に”書いてもらう”ことへの後ろめたさや、
負担をかけてすまないという心理は、
みんな経験していることです。
                   Posted by K.S 2016.6.2 (THU)
http://naganonancho.naganoblog.jp/e1931763.html
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難聴者は「筆談テステス」をやっていません

いつぞやは
「筆談ホステス」
が、一世を風靡した。

斉藤りえさん、現在は、東京都北区、議員さんである。

あの方は、すごいと思う。
頭脳明晰、
お書きになる文章がしっかりしている。

とっさの会話で、あれだけ上手に、的確に、文章で表現できる、
(客の)男心をそそう、
そういう技術。
そいうことの出来る人を私は、
他に知らない。

(閑話休題)

さて、私は、筆談ホステスのようには、やっておりません。

食卓に、A5の用紙をさらに四つ折りに切った、メモ用紙をおいてあります。
私に関する話題があるときには、家族が
そのメモに書いて伝えてくれる。

その返答は、筆談ではありません。
音声でこたえている。

音声の聞こえない者が、
自分だけは、一方的に音声で伝える。
その「うしろめたさ」!

ああ、迷惑かけているナア。
と思っている。
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旅人

迷惑をかけたりかけられたりするのは
日本人の愛情の表現と思いますが
どうでしょうか?

ROKUさんのご家族は
あるいは、ニシダさんの長兄や次兄にしろ
本当に迷惑だと思っているのだろうか?

田中角栄さんが
日中国交パーティーのスピーチで
中国に迷惑を掛けたと言った言葉を
中国人通訳がそのまま伝えたために
中国側が色めき立って険悪な状況になったとか・・・
かんたんに、中国を愛していますって言えばよかったんですけどね~

と、言うことで
ROKUさんの迷惑を掛けていると言う言葉は
ご家族を愛していると解釈します。

ごちそうさまでしたm(__)m

Posted by 旅人 at 2016年06月06日 12:09
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ROKU

なるほどね。
世の中ってのは、お互い、迷惑をかけあって成り立っている。
迷惑をかけていない、なんていう人だって、
酸素を吸って、CO2を出している。
人間、生きているということ自体が大迷惑なわけだ。

Posted by 六万石 at 2016年06月06日 17:09
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コリ

齋藤りえさん(筆談ホステス)の場合とは違うと思います。

齋藤さんはご自身の伝えたいことを相手に理解してもらうための手段として、
音声言語ではなく筆談をしているので、
相手が筆談をしてくれたから、そのお返しとして筆談しているのではないと思います。

日本語を獲得してから難聴になった人は
音声言語の方が筆談よりももっと正確に相手に伝えられますから、
わざわざ筆談で応じなくてもいいと思います。

そんなことわかっているのに、あ~迷惑だろうなと思ってしまう。それは、
「もし自分だったら、筆談なんて面倒くさい・・・」
という気持ちの裏返しかもしれない。

Posted by コリ at 2016年06月06日 17:04
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2016.6.6 (MON)





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