2017年02月13日 09:07
ROKUさんから、たくさん考えさせていただけるので、差支えない範囲で、論評、是非お聞きしたいです。Posted by コリ at 2017年02月13日 08:43
世間は「聴覚障害=手話」と思っているし、自分でも、「手話を覚えなければ。」と思い込んで、苦しかったけれど、中難協を知り、その思いから解放されました。
でもこういうものができると
「聴覚障害=手話」がさらに定着してしまいます。
千葉県では手話、要約筆記と並列表記を
強く主張したそうですが、
結局、「千葉県手話言語等の普及の促進に関する条例」となり、
要約筆記は「等」の陰に隠れてしまいました。
中難協がふがいないのではなく、バックにあるものは何なのか・・
余談ですが、ニシダさんのところにあった全日本ろうあ連盟が出してきた「筆談マーク」に関する協議では、ふがいないと思われないように、全難聴にはがんばってほしい。
全日ろう協会員数は2万人を超えていると聞きました。Posted by ニシダ at 2017年02月13日 12:37
全難連合の会員数は知りませんが、
全日ろう協よりも少ないことは間違いありません。
組織力とは言わずもがな数そのものに比例します。
数が多ければそれだけ「圧力団体」として力を発揮できるのはご承知の通り。
我が富山県にも県中途失聴・難聴者協会はありますが
会員数は3人・・・4人だったかも・・・
いずれにしろ組織の体をなしていないのです。
大反省。
1947年に全ろう協が設立してから
会員による果敢な戦いを経て、
運転免許に象徴される免許制度禁止条項の見直しを勝ち得てきて、
それが障がい者差別解消法に繋り、
全日ろう協の活動には敬意と尊敬をしています。
これらの戦いを通して鍛え上げられてきた全日ろう協の意思は、
とても強固で揺るぎないものだと常日頃感じています。
ただ、全日ろう協にはもう一歩進んで広い視野に立って「聴覚障害と情報保障」を見つめ直して欲しいと、願っているだけなのです。
長野県では、一昨年、県主催の意見交換会があり、
私が長野難聴を代表して出席し、意見を述べました。
そのときの様子は、当ブログにも書きこんであります。
→http://rokumangoku.naganoblog.jp/e1962817.html
その際、鳥取県と明石市の条例が参考資料として配布されました。
鳥取県のは、ほぼ、全日ろう連の案をなぞったものであり、
明石市のそれは、全日ろう連の案にプラスして
総合的な情報保障をコンセプトにしたものでした。
長野県では、制定までの時間的制約の事情から、
ほぼ、全日ろう連の案が採用されたことは、ご承知の通りです。
私が一番残念だったのは、県聴障協が、
「このようにしてもらいたい」
と、要求の具体的な案(全日ろう連案)を持って臨んでいるのに、、
長野難聴には、
自前のそれ(全難聴案)がない!
ということ。
私が、いくら大声で力説しても、
「ただ騒いでいる。騒いでいるだけ」
みたいになってしまった。
組織力の違いを、まざまざと思い知らされました。
(私は年齢的に、もう働けませんが)全難聴に望むことは、
下からの討議を大切に積み上げて、
愚痴やつぶやきを形にしていくよう、頑張って欲しいと思います。
また、全日ろう連は、聴覚障害者全体の
「利益代表」
でもある、という自覚を持つべきであろうと思います。
(註)「利益代表」:ある人・階層などに代わってその利益を代弁・保護するもの。
たとえば、「組合役員は組合員の利益代表」
「利益代表」・・・・Posted by ニシダ at 2017年02月14日 07:59
これを見てハッとなりました。
そいえばそうだ。
その言葉をすっかりと忘れていました。