手話・あれこれ

六万石

2010年05月30日 05:27

手話・あれこれ(1)

難聴者にとって、手話ををマスターすることは至難の技である。
手話サークルなどで勉強すればよいのではあるが、
説明が聞こえないために、何をやっているのかわからない。

サークルでは見かねて内容を書いて渡して下さるが、
そうするとこんどは、その方の勉強が邪魔されることになり、
難聴者はどうしても遠慮がちになる。

ましてや高齢者は会場に出かける手段や健康に恵まれていなければ、
なかなかサークルに出かけようという気が起こらないものだ。

その点、NHKの手話講座は高齢の難聴者にとって
確実に手話の勉強ができる機会である。

その手話講座「みんなの手話」も健聴者を対象とした番組であるから、
かつては字幕がつかなかった。だから説明が理解できなかった。
今ではかなり工夫さて、分かりやすくなっている。

「みんなの手話」とは別にNHKでは5分番組で
「ワンポイント手話」という番組がある。
日曜日、「みんなの手話」の時間のあとに続く。

短い時間に制約されるせいか、番組自体が「せかせか」した感じで余裕がない。
「みなさんこんにちは、小林順子です」で始まるが、
その「小林順子」の手話が難聴者にとっては速すぎる。
そして、「難聴者のよく使う表現を学びましょう」と言っているのだが、
初心者は、やはり、ついていけない。

「みんなの手話」の冒頭「みなさんこんちは。今井絵里子、エリーです」
のほうが、かえってゆっくりしている。
昨年度の「はやし・や・しょう・ぞーうデス」のほうがもっとよかった。
でも昨年度の場合、正蔵のあとに続く手話の先生の
「小椋英子です・わたくしは・・・」の手話がついていけなかった。

ろう者の用いている手話を広めよう、
ろう者を支援しよう、
というコンセプトだから、
当たり前といえば当たり前。

繰り返すが、
難聴者にとって、手話ををマスターすることは至難の技である。
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