口話・不愉快な暴力!
聴覚障害者に関するいくつかの迷信のうち
(1)「聴覚障害者は皆、手話ができる」
(2)「聴覚障害者は皆、口話ができる」
と言う迷信は、世の中の誤解の最たるものだが、
(1)よりも(2)の方が始末が悪い。
手話とちがって、「口話」は、聴者のみなさんも、
どなたでもできてしまうからである。
「口話」ってのは、
手話とは言わないまでも、身振りとか表情とか、
そういうのと連動してこそ、
場合によっては有効なツールになりうることもあろう。
ただ直立して、
あるいは座ったままで、無表情で、
「口を大きくあけて・ゆっくりと」
やられて、
「さあ、読み取れ!」
と言われたって、
(西さんの言葉をお借りするなら)、これは
「読み取れ暴力」
だ。
こちとら、、
馬鹿にされているようで、不愉快だ。
(ROKU)
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