「パソコンテイク」
{目で聴くテレビ」で、ちょっと違和感のある用語が登場した。
大学などの講義のパソコンによる情報保障で、
「ノートテイク」に対して
「パソコンテイク」。
以前にも書いたが、
「ノートテイク」という用語そのものが語法的に成り立つのかどうか。
長嶋イングリッシュの「メーク・ドラマ」みたいで気に入らない。
note-taking
あるいは
jotting down the points (要点を書きとめる)
でしょ。
でも、「ノートテイク」という用語が定着している以上、仕方ない。
これを論じることは生産的でない。
note :語源的には「
知らせるべきもの」の意→「要旨」(ジュニア英和辞典)
take : 「捕まえて、持っ
テイク(連れ
テイク)」
つまり、「要旨」を捕まえて、「連れて(持って)いく」
どこへ?
難聴者のところへ。
デショ。(林先生!)
・・・私は、そう解釈していたが・・・
「パソコン・テイク」という用語が語法的に、はたして成り立つのかどうか。
「パソコンノートテイク」という用語の方がいいと思うのだが。
識者の論を聞いてみたい気もするが、
まあ、どうでもいいか。
「言語」は「記号」だから、定着してしまえば、
それはそれで仕方ないわけですけど。
2014.1.8
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