「要約筆記」は通訳ですか

六万石

2017年03月13日 18:44

2017年03月08日 コリさんからの問題提起
どうしてもわからないことがあります。、
以前記事にあった、全難聴と全要研の統一見解に
「要約筆記は音声言語を書記言語にする通訳行為です。」
とあります。
「要約筆記通訳は音声言語を書記言語にする通訳行為です。」ならわかるのですが、
この文言だと、「音声言語を書記言語で通訳することを要約筆記という。」と
定義しています。
全難聴と全要研が定義したのでしょうか。その過程が知りたいです。
Posted by コリ at 2017年03月08日 18:19
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ROKU
        はて?
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コリ2017年03月09日
要約筆記とは、ごく一般的に考えれば「要約して書く」で、
聞こえる人の日常にはよくあることです。
例えば、頼まれたことを、忘れないように要約して書き留める
先生の話の内容を要約してノートに書く。
音声言語を書記言語にする行為ですが、通訳行為ではありません。
それなのに「要約筆記は・・・・通訳行為である。」と決めてしまったことが
おかしい、わからない、理由があるにしても、一般の人には(私も含めて)
理解しがたいのではないかと。
Posted by コリ at 2017年03月09日 13:14

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ROKU   2017.3.10
論旨はよくわかりました。要約筆記の一利用者として私なりに、
書きたいことはいっぱいありますが、私が述べてしまうことは僭越でありますので、
「問題提起」として、できれば、関係者(要約筆記者)の回答を待ちたいと思います。
2017.3.10 (FRI)
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コリ 2017年03月12日
わからないので、もう少し書かせてください。
「障害者差別解消法」の意思の表示のところに、
①言語のみならず②手話、点字、筆談、現物の掲示、身振り手振り、サインなどによる
他人とのコミュニケーションを図る際に必要とする手段で意思表示する。
(①②は説明しやすくするため、私が記入しました。)

筆談で対応しきれない場合、要約筆記が必要です。
要約筆記は②の等に含まれると思いますが、通訳行為としてしまうとどこに入るのでしょう。
②のグループで手話で通訳する人は手話通訳者、点字は点字通訳者と呼ばれます。
単純に考えれば要約筆記通訳者となります。
身分保障のためにもこの名称で、制度の中に位置づけすることが大事だと思います。
Posted by コリ at 2017年03月12日
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ROKU
本当は要約筆記者に教えて頂くべき事案であり、私が述べるのは僭越でありますが・・・・。まあ、一利用者として「こんなふうに理解しております」という意味で、少し論じてみたいと思います。
ところで、この話題は、昨年7月にも、当ブログで扱いました。
Playback, Playback !


≪関連記事を過去ログから(要点のみ)≫

2016年07月16日

ROKU
「要約筆記」の「要約」という用語は、それを確定する際に、全要研で、かなり深い議論がなされた、と聞いております。
要約筆記者の方々が「要約筆記は現場の通訳」と、(あれほどデッカイ声で)仰っておりますので、事実上は通訳ですね。コリさんのご指摘のように、
  >「要約筆記者」のように、あえて「通訳」を入れない方がむしろ不自然。
同感です。
   
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くまはは
要約筆記、Weblioでは precis writing と出ました。
私も文字通訳に1票。
Posted by くまはは at 2016年07月16日 07:33
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ROKU
くまははさん、おひさしぶりです。precis writing (プレイシー ライティング)
フランス語系統の語のようですね。
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コリ
改定公職選挙法に触れているうちに、
「要約」が「まとめ」のように誤解されるのなら、いっそとってしまえばと、
そのとき、ぽっと思いついて書き込んでしまったのです。
全要研での深い議論の末の言葉だとも知らずに大変失礼いたしました。
「通訳」と入れられなかった理由は何なのか、を知りたいです。
聞くところによると、「異言語間」でなければ「通訳」という語は使えないと、あるろう者の団体から反対意見があったそうですが・・・

Posted by コリ at 2016年07月16日 10:11
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ROKU
   > 「通訳」と入れられなかった理由は何なのか
そう言われてみると、不思議ですねえ。
「手話通訳者」に対応して「要約筆記通訳者」とするのが当然だと思います。
逆に、「要約筆記者」とするならば、手話の方は「手話者」でなくてはならない。

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2016.7.17

コリ
ROKUさん、長い間お付き合いいただいてありがとうございます。
アハハハ・・命題がおもしろすぎるので答えが出ました!
あ~楽しかった~ (^^♪   「 なぜ要約筆記通訳とならないの?」

小松達也さんの「通訳とは」を読むと、「相手の言うことを正しく理解して、」
(要約)「その内容を分かりやすく表現する。」(筆記)。
要約筆記の作業が通訳なんですね!
つまり要約筆記は通訳であるから、要約筆記通訳としたら通訳がダブってしまう。

「要約筆記は現場の通訳」ということからも要約筆記という語は通訳を含んでいるんですね。

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ROKU
「要約筆記」という語が、それ自体「通訳活動」であることの意味、
よくわかりました。
ありがとうございました

2016..7.17. 18:43
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新しい読者の方々もいらっしゃいますので、016年7月16日・17日の記事を
長々と(それでも要点のみ)振り返ってみました。

要約筆記が通訳であるということは、
あのとき、
コリさんから教わったことであり私は不明を恥じだものです。

さて、「聞きながら話をまとめる」つまり、「メモを取る」という脳内作業は、高校の「国語表現」という科目では、「聴写」という用語で扱われております。しかし、伝えるべき相手が目の前にいない場合には、「要約筆記」とは言わない。

目の前にいる相手に話の内容を、遅れることなく伝えなくてはならないという場合、その相手(利用者)が個人か団体か、あるいは、伝えるべき話の内容、どの程度まで、どういう形で要約するのが適当か、要約筆記者は瞬時に判断していると思います。

「要約筆記」という用語が、ア・プリオリに存在して、その定義に従って「通訳行為」が始まったのではなく、まず、「文字による現場の通訳」という行為があって、その行為に対して「要約筆記」という用語があてはめられた。、と、私は理解しております。広辞苑に「要約筆記」という用語が採用されたのも、たしか、第3版(?)からだったかな。

それにしても、「要約筆記」という用語は、世間に通用しづらい。

ですね。
で、今回のコリさんからのコメントの主旨は、

その用語が、「いつ、どこで、どういうふうに決まったのか」、そのFACTは??

ということについてのご質問であるわけですが、、
そについては、残念ながら
私は全然、知りません。
ゴメンナサイ。

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2017.3.13 (MON)

この記事へのコメント
コリ
わかりました!長々とありがとうございました。

そういえば、現国で「次の文を100字以内に要約しなさい。」
なんて問題がありました。
要約するには、その文の内容を理解しなければ要約できませんね。
そして採点者に分かり易く表現(筆記)する。

う~ん、要約筆記が通訳行為なんですね。
あのとき、「そうか!」と納得して書いたのに、
地域の方や議員さんから「通訳がついてないから何のことかと思った。」
という声があったりして、

要約筆記で伝えることだから、通訳がつかないとおかしいと
また思ってしまいました。

でも、まあ一般的には要約筆記が通訳行為とは考えにくいし、
通訳派遣制度は私たちが主体者なのだから、
私たちの希望を取り入れて、地域の人にもわかりやすいように、
そして通訳者の身分保障のためにも、
「通訳」とつく名称に変えてほしいです。
くまははさんの仰るように「文字通訳」とか・・

余談ですが、要約筆記奉仕員はいいけれど、手話奉仕員は変ですね。

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ROKU
思いは同じです。私は、実際に「要約筆記」という用語を世間に広めることを試みた。地域の、区長や町内会の皆さんに説明するのに、大変苦労した。
筆記通訳
あるいは
「文字通訳」
なら、なんの説明もいらないだろうに。

でも、仕方ないよ。
広辞苑にも載ってしまった。
苦労だが、「要約筆記」という用語を広めていく以外にないと思います。

ついでに言いますと,
「ノートテイク」という用語も、変ですよ。
語法上 note-taking となるべきでしょう。
「ノートテイク」なんて、長嶋イングリシュの「メークドラマ」みたいで、
恥ずかしい。
「パソコンテイク」という用語も恥ずかしい。
「同時性」という用語も、アインシュタインでしょう。
そんな大きな用語を持ち込むことに、
私は感覚的に恥ずかしい。

でも、仕方ないよ。
そういうふうに、なっちゃっているんだから。

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