「ループ組」と「スクリーン組」
長野難聴の定期総会で議長をやってみて、
はっきり気が付いたのは、
「磁気ループ組」と「要約筆記オンリー組」
の、タイムラグ、反応の速さの違いである。
私は磁気ループも全然聞こえないので、
スクリーンに字が出るまでは、全然わからない。
ループで聞こえるという方は、
私が内容を理解する前に、手が上がる。
採決の際には、議長の気配りが必要だ。
ループ組の方々には
スクリーンに要約筆記が出るまで挙手を待っていただいた。
たとえスクリーンに素早く文字が出されても油断できない。
難聴者がスクリーンの要約筆記のみに頼る場合、
内容を素早く理解できるているとは限らないからである。
結局、スクリーンの文字をみんなが理解するまで待ってもらう。
遠回りなようで、
それが一番確実な進め方である。
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