要約筆記のペン

六万石

2015年03月23日 17:43



要約筆記の現場では何が起こるかわからない」!
この言葉を知る要約筆記者は少なくないと思うが、
利用者にも、全く当てはまる教訓である。

派遣通訳を利用する場合、私は、A4用紙とペンを必ず用意していく。

ペンは、ゲルインの1.0mm
読みやすい太さなので、これを持っていく。
要約筆記者から、いままでに、
「書きにくいからこれはダメ」
といわれたことはない。
途中でインキが切れるといけないので、必ず新品を用意していく。

先日も、あらかじめ100円ショップで2本購入していった。

会場で、ためし書きをしてみると、いつものと太さが全然ちがう。

よく確かめてみたら GEL 0.38 極細と書いてある。

これじゃあ使えない。
仕方なく、私が普段使っている油性1.0mmボールペン
ポケットから取り出して、それを使ってもらった。

100円ショップで、ペンの形だけを見て、よく確かめないで購入したのが失敗だった。

予備を持っていてよかった。

ノートテイク用のA4用紙は30枚を用意していったが、
議案書をそのまま読み上げているような場面が多く、
その場合は、議案書のその箇所を指さしで伝えてもらうだけでよいので、
用紙は10枚ぐらいしか使わなかった。

しかし、過去には、30枚では足りず、
要約筆記者の持参していた用紙を加えていただいた時もあった。

「予備電源」は、原子力発電所ならずとも、
常に心しておくことが大切である

追伸:NET情報によると、ボールペンやエンピツは、百均のはよくないらしい。    
    そういえば、百均で購入した2Bの鉛筆は
    中でズタズタに折れていて、削っても削ってもダメだった。
    専門の文房具店か、せめても、ホームセンターとかの方が良いらしい。
        
2116.3.23

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


関連記事