要約筆記のペン
「
要約筆記の現場では何が起こるかわからない」!
この言葉を知る要約筆記者は少なくないと思うが、
利用者にも、全く当てはまる教訓である。
派遣通訳を利用する場合、私は、A4用紙とペンを必ず用意していく。
ペンは、
ゲルインの1.0mm。
読みやすい太さなので、これを持っていく。
要約筆記者から、いままでに、
「書きにくいからこれはダメ」
といわれたことはない。
途中でインキが切れるといけないので、必ず新品を用意していく。
先日も、あらかじめ100円ショップで2本購入していった。
会場で、ためし書きをしてみると、いつものと太さが全然ちがう。
よく確かめてみたら
GEL 0.38 極細と書いてある。
これじゃあ使えない。
仕方なく、私が普段使っている
油性1.0mmボールペンを
ポケットから取り出して、それを使ってもらった。
100円ショップで、ペンの
形だけを見て、よく確かめないで購入したのが失敗だった。
予備を持っていてよかった。
ノートテイク用のA4用紙は30枚を用意していったが、
議案書をそのまま読み上げているような場面が多く、
その場合は、議案書のその箇所を指さしで伝えてもらうだけでよいので、
用紙は10枚ぐらいしか使わなかった。
しかし、過去には、30枚では足りず、
要約筆記者の持参していた用紙を加えていただいた時もあった。
「予備電源」は、原子力発電所ならずとも、
常に心しておくことが大切である
追伸:NET情報によると、ボールペンやエンピツは、百均のはよくないらしい。
そういえば、百均で購入した2Bの鉛筆は
中でズタズタに折れていて、削っても削ってもダメだった。
専門の文房具店か、せめても、ホームセンターとかの方が良いらしい。
2116.3.23
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