2011年07月04日
マグニチュード
ご心配いただいています当地の地震について、正確な震源地が、まだ確定していないみたいです。
(1)気象庁が30日に発表した暫定値によると、震源地は中山霊園付近であると推測される。
この場合は牛伏寺断層ということになる。
(2)一方で、芳川村井、芳川小屋、笹賀周辺が震源地であるという見方もある。
この場合は、牛伏寺断層とは違う断層で、糸魚川静岡構造線という可能性もある。
普通、地震があれば、そこにたまっていたエネルギーが解放されるはず。
今回の地震はマグニチュード5.4。
だから、きっと、かなりのエネルギーが解放されて、
少し安心できる方向に向かったのではないか、
今回、どのぐらいのエネルギーが解放されたのだろうか?
8ー5.4=2.6で、残りは2.6ってことかなあ?
希望的な方向もありうるとも、私は考えていたのですが・・・・
「牛伏寺断層に現在、M8レベルのエネルギーがたまっている状態だとすると、
今回のM5.4という規模は、
現在たまっているエネルギーの4000分の1にすぎない」
(=「タウン情報」塚原弘昭・信大名誉教授)
わ! 4000分の1ですと?!
ノーテンキなことを考えていた自分の無知が恥ずかしい。
「(震源が確定するまでは何とも言えないが)
むしろ危険な方向へ向かっていると考えた方がよい」(塚原弘昭氏)
とも!
大変です。これは。
ちなみに、地震のエネルギーはマグニチュードの数字が1増えると32倍に、2増えると32×32で1024倍になるそうです。
たとえば、M8の地震は、M6の地震の約1000倍ものエネルギーということになるんだそうです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.7.4
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(1)気象庁が30日に発表した暫定値によると、震源地は中山霊園付近であると推測される。
この場合は牛伏寺断層ということになる。
(2)一方で、芳川村井、芳川小屋、笹賀周辺が震源地であるという見方もある。
この場合は、牛伏寺断層とは違う断層で、糸魚川静岡構造線という可能性もある。
普通、地震があれば、そこにたまっていたエネルギーが解放されるはず。
今回の地震はマグニチュード5.4。
だから、きっと、かなりのエネルギーが解放されて、
少し安心できる方向に向かったのではないか、
今回、どのぐらいのエネルギーが解放されたのだろうか?
8ー5.4=2.6で、残りは2.6ってことかなあ?
希望的な方向もありうるとも、私は考えていたのですが・・・・
「牛伏寺断層に現在、M8レベルのエネルギーがたまっている状態だとすると、
今回のM5.4という規模は、
現在たまっているエネルギーの4000分の1にすぎない」
(=「タウン情報」塚原弘昭・信大名誉教授)
わ! 4000分の1ですと?!
ノーテンキなことを考えていた自分の無知が恥ずかしい。
「(震源が確定するまでは何とも言えないが)
むしろ危険な方向へ向かっていると考えた方がよい」(塚原弘昭氏)
とも!
大変です。これは。
ちなみに、地震のエネルギーはマグニチュードの数字が1増えると32倍に、2増えると32×32で1024倍になるそうです。
たとえば、M8の地震は、M6の地震の約1000倍ものエネルギーということになるんだそうです。
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2017.7.4
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2011年08月03日
深夜の地震
塩尻も揺れた深夜でした
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最初、茶碗の上においてあった箸がカタカタとふるえ、つづいて食台の上に残っていた皿小鉢がふれあって、チンチン、チリチリと音を立て始めた。(中略)
家中のふすまや戸がガタガタガタッ、と大きな音をたててふるえはじめ、2階建て木造の柱や鴨居は、ミシミシ、メキメキ、と不気味な音をたてはじめていた。(中略)
ゆさゆさ、と部屋は次第に大きく、波のようにゆれはじめた。家の中のどこかで、何かがドン!とおちた。一輪ざしが、チャリン、とわれる音もした。
ゴウゥ、というような唸りが家の外の夜の庭から聞こえてきて・・・・
(小松左京:「夜が明けたら」より)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
地震の初期微動から主要動を的確に表現した文章ですねえ。
さて、7月31日23時58分の地震、どいうわけか私は起きていたのですが、
松本平でもかなり揺れました。
ところで、上記の引用文からオノマトペの部分を全部取り払ったら、どういうことになるでしょう。
地震は、音が聞こえる者にとっても、音が聞こえない者にとっても、怖い!
しかし、その怖さの中身は、いくらか異なるのではないかなあ。
「チンチン、チリチリ」も「ガタガタ」も「ミシミシ」も「ドン!」も聞こえてこなくて、
いきなり、下から「音もなく」突き上げてくる。
難聴者にとって地震の怖さとは、「不気味さ」を伴った怖さということかなあ。
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最初、茶碗の上においてあった箸がカタカタとふるえ、つづいて食台の上に残っていた皿小鉢がふれあって、チンチン、チリチリと音を立て始めた。(中略)
家中のふすまや戸がガタガタガタッ、と大きな音をたててふるえはじめ、2階建て木造の柱や鴨居は、ミシミシ、メキメキ、と不気味な音をたてはじめていた。(中略)
ゆさゆさ、と部屋は次第に大きく、波のようにゆれはじめた。家の中のどこかで、何かがドン!とおちた。一輪ざしが、チャリン、とわれる音もした。
ゴウゥ、というような唸りが家の外の夜の庭から聞こえてきて・・・・
(小松左京:「夜が明けたら」より)
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地震の初期微動から主要動を的確に表現した文章ですねえ。
さて、7月31日23時58分の地震、どいうわけか私は起きていたのですが、
松本平でもかなり揺れました。
ところで、上記の引用文からオノマトペの部分を全部取り払ったら、どういうことになるでしょう。
地震は、音が聞こえる者にとっても、音が聞こえない者にとっても、怖い!
しかし、その怖さの中身は、いくらか異なるのではないかなあ。
「チンチン、チリチリ」も「ガタガタ」も「ミシミシ」も「ドン!」も聞こえてこなくて、
いきなり、下から「音もなく」突き上げてくる。
難聴者にとって地震の怖さとは、「不気味さ」を伴った怖さということかなあ。
2011年08月18日
地震トラウマ
地震のトラウマ
天気予報によると、秋雨前線が南下してきて明日は雨、そして涼しくなるとのこと。
やれやれである。
さて、私は家にいるときは、補聴器を着けていない。
その方が「くつろげる」から。
私の知る範囲でも、家庭では補聴器を外しているという難聴者が多い。
少なくとも、就床時には誰だって外しているはずだ。
そういうとき周りから、音が入ってこない。
だから音もなく揺れる地震は、「めまい」との区別がつかない。
東日本大地震のときにも、はじめは「めまい」かと思った。
当時は、地震というものを予想をしていなかったからである。
宙吊りの蛍光灯が大きく揺れているのを見て初めて、地震だ!とわかった次第。
東日本大地震のあとに続いたいくつかの小さな地震。
そして震度5強の松本地震。
震源地がすぐ近くということで、これは最高に怖かった。
以来、地震恐怖症になってしまった。
それまでとは逆に、
「めまい」を「地震!」と錯覚するようになってしまった。
私は持病の心臓病もあって「めまい」はちょくちょくある。
そのたびに「すわ、地震!?」と、思ってしまう。
「トラウマ(trauma)」というヤツかもしれない。
天気予報によると、秋雨前線が南下してきて明日は雨、そして涼しくなるとのこと。
やれやれである。
さて、私は家にいるときは、補聴器を着けていない。
その方が「くつろげる」から。
私の知る範囲でも、家庭では補聴器を外しているという難聴者が多い。
少なくとも、就床時には誰だって外しているはずだ。
そういうとき周りから、音が入ってこない。
だから音もなく揺れる地震は、「めまい」との区別がつかない。
東日本大地震のときにも、はじめは「めまい」かと思った。
当時は、地震というものを予想をしていなかったからである。
宙吊りの蛍光灯が大きく揺れているのを見て初めて、地震だ!とわかった次第。
東日本大地震のあとに続いたいくつかの小さな地震。
そして震度5強の松本地震。
震源地がすぐ近くということで、これは最高に怖かった。
以来、地震恐怖症になってしまった。
それまでとは逆に、
「めまい」を「地震!」と錯覚するようになってしまった。
私は持病の心臓病もあって「めまい」はちょくちょくある。
そのたびに「すわ、地震!?」と、思ってしまう。
「トラウマ(trauma)」というヤツかもしれない。
2011年09月29日
塩尻市行政無線緊急放送
地域の緊急情報が文字で見られる!
塩尻市福祉課より「防災行政無線戸別受信機・文字表示器」の申請用紙が届きました。
塩尻市では4月から防災行政無線による放送を開始しているとのこと。
(知りませんでした)
その放送の内容を文字で伝える「文字表示器」を、聴障者には、無償給付していただけるという。
ありがたいことである。
申請の申込み締切は9月30日まで。
受注生産のため、給付までに六ケ月ほどかかるという。
緊急放送時には「着信ランプ」が点灯
・地震速報
・気象情報等の注意速報
・災害発生時の各種情報(避難所・ライフライン情報等)
・その他緊急性を伴う情報
繰り返し言うが、ありがたい!
塩尻市福祉課より「防災行政無線戸別受信機・文字表示器」の申請用紙が届きました。
塩尻市では4月から防災行政無線による放送を開始しているとのこと。
(知りませんでした)
その放送の内容を文字で伝える「文字表示器」を、聴障者には、無償給付していただけるという。
ありがたいことである。
申請の申込み締切は9月30日まで。
受注生産のため、給付までに六ケ月ほどかかるという。
緊急放送時には「着信ランプ」が点灯
・地震速報
・気象情報等の注意速報
・災害発生時の各種情報(避難所・ライフライン情報等)
・その他緊急性を伴う情報
繰り返し言うが、ありがたい!
2011年10月01日
イグ・ノーベル賞
ノーベル賞のパロディーとして、ユーモアある発明や研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」
今年は、
わさびのにおいがする気体を噴射して、聴覚障害者に寝ているときでも火災を知らせてくれる装置
の開発に携わった滋賀医科大学の研究グループが化学賞を受賞した。(9/29)
「火災などの緊急時に眠っている人を起こすための空気中のわさびの理想的な濃度の発見とこれを利用した警報装置の開発」というのが受賞理由。ちなみに日本人のイグ・ノーベル賞受賞は5年連続となるとのこと。
「イグ・ノーベル」とは、アメリカの科学雑誌が20年前から始めたイベントで、noble(「気高い」の意)の反意語 ignoble(「くだらない」の意)と、Nobel Prize(ノーベル賞)をもじって作った造語だそうだ。
Ignobleどころか、我々難聴者にとっては生死にかかわる装置であり、これを開発した方々は、まさにnoble(気高い・崇高な・りっぱな)方々だ。
煙を感知して「けたたましい警告音」を出す装置の商品名の一つが「けむたんちゃん」。
聴障者の場合は、音を光にかえて伝える「しるたんちゃん」(商品名)を装備している者が多い。
煙を「におい」で伝える装置については、3年前に話題になったが、(当時は)開発途上でもあり、また、「スキヤキのにおい」「蒲焼のにおい」とか、悪乗りの製品が出回らないとも限らないので騙されないようにとの注意があった。
(おまけ)反意語を書きなさい(センター試験レベル)
fair --- unfair
ability --- disability
regular --- irregular
noble --- ignoble
aging --- antiaging
今年は、
わさびのにおいがする気体を噴射して、聴覚障害者に寝ているときでも火災を知らせてくれる装置
の開発に携わった滋賀医科大学の研究グループが化学賞を受賞した。(9/29)
「火災などの緊急時に眠っている人を起こすための空気中のわさびの理想的な濃度の発見とこれを利用した警報装置の開発」というのが受賞理由。ちなみに日本人のイグ・ノーベル賞受賞は5年連続となるとのこと。
「イグ・ノーベル」とは、アメリカの科学雑誌が20年前から始めたイベントで、noble(「気高い」の意)の反意語 ignoble(「くだらない」の意)と、Nobel Prize(ノーベル賞)をもじって作った造語だそうだ。
Ignobleどころか、我々難聴者にとっては生死にかかわる装置であり、これを開発した方々は、まさにnoble(気高い・崇高な・りっぱな)方々だ。
煙を感知して「けたたましい警告音」を出す装置の商品名の一つが「けむたんちゃん」。
聴障者の場合は、音を光にかえて伝える「しるたんちゃん」(商品名)を装備している者が多い。
煙を「におい」で伝える装置については、3年前に話題になったが、(当時は)開発途上でもあり、また、「スキヤキのにおい」「蒲焼のにおい」とか、悪乗りの製品が出回らないとも限らないので騙されないようにとの注意があった。
(おまけ)反意語を書きなさい(センター試験レベル)
fair --- unfair
ability --- disability
regular --- irregular
noble --- ignoble
aging --- antiaging
2011年10月06日
知らせ太郎
イグ・ノーベル賞ではないが、家族に聴覚障害をかかえている一高校教師(徳島中央高校教諭:大西鉄男さん)が、音を拾うと発光する装置を独自に開発したそうである。(=毎日新聞)
名刺ほどの大きさの基盤に、なんか、100円ショップで買ってきた機材をとりつけて、1ヶ月ほどで製作し、制作費は800円というから驚く。
私達は、商品として「しるたんちゃん」しか知らなかったのだが、こういった類のものが、どんどん開発される時代になるちがいない。
大西さんは「知らせ太郎」と命名したそうである。素敵なネーミングだ。
ネーミングといえば1990年代、パソコンが急成長し始めた時代に、パソコンによる独自の英和辞典も開発された。そのときのネーミングが「こりゃ英和」。漢和辞典も開発されたが、これはあまりうまくいかず、「こりゃあ漢和」。
現今のワード・エクセルではなくて、「一太郎」「ロータス」の時代の、そのまた一時代前、16進数でデーターをインプットする「機械語」(マシン語)の時代であった。
パソコンも、そういう時代を経て現在のような便利な「ユニバーサルデザイン」となっているわけです。
「しるたんちゃん」や「知らせ太郎」、あるいはイグ・ノーベル賞の「わさび君(?)」が、ますます改良されて、ユニバーサルデザインとなることを望んでいます。
名刺ほどの大きさの基盤に、なんか、100円ショップで買ってきた機材をとりつけて、1ヶ月ほどで製作し、制作費は800円というから驚く。
私達は、商品として「しるたんちゃん」しか知らなかったのだが、こういった類のものが、どんどん開発される時代になるちがいない。
大西さんは「知らせ太郎」と命名したそうである。素敵なネーミングだ。
ネーミングといえば1990年代、パソコンが急成長し始めた時代に、パソコンによる独自の英和辞典も開発された。そのときのネーミングが「こりゃ英和」。漢和辞典も開発されたが、これはあまりうまくいかず、「こりゃあ漢和」。
現今のワード・エクセルではなくて、「一太郎」「ロータス」の時代の、そのまた一時代前、16進数でデーターをインプットする「機械語」(マシン語)の時代であった。
パソコンも、そういう時代を経て現在のような便利な「ユニバーサルデザイン」となっているわけです。
「しるたんちゃん」や「知らせ太郎」、あるいはイグ・ノーベル賞の「わさび君(?)」が、ますます改良されて、ユニバーサルデザインとなることを望んでいます。
2011年11月28日
「聴こえません」のバンダナ
熊谷市で聴覚障害者の災害時支援のためのバンダナが作成されたという。
対角線で紫色とピンク色の2色に分かれ、紫色に方に「耳がきこえません」、ピンク色の方に「手話ができます」という文字が印刷されていて、二つ折りにして、災害が起こった時は該当する方の面を上にして身に着けることができるという。
松本市でも聴覚障害者支援協会により、背中に「聞こえません」と書かれたベスト型ものが作成され、塩尻市の福祉課にもおすそわけがあった(6月)。塩尻中途失聴・難聴者の会でも複数名の会員が希望して、提供していただいた。
たいへんありがたかった。
ベスト型がよいか、熊谷市のようなバンダナ型がよいのか、あるいは、併用するという案もあろう。
行政として取り組んでいただければありがたいと思う。
ちょっと、気になるのは「聞こえません」という表現でいいのかどうか。
なんか、ぶっきらぼうで、だだをこねているようにも、すねているようにも。
「耳が不自由ですのでよろしく」というような、柔らかい表現のほうがよいかなあ。
そういうことも含めて検討し、聴障者が抵抗感なく着用できるようなものができれば嬉しいですね。
対角線で紫色とピンク色の2色に分かれ、紫色に方に「耳がきこえません」、ピンク色の方に「手話ができます」という文字が印刷されていて、二つ折りにして、災害が起こった時は該当する方の面を上にして身に着けることができるという。
松本市でも聴覚障害者支援協会により、背中に「聞こえません」と書かれたベスト型ものが作成され、塩尻市の福祉課にもおすそわけがあった(6月)。塩尻中途失聴・難聴者の会でも複数名の会員が希望して、提供していただいた。
たいへんありがたかった。
ベスト型がよいか、熊谷市のようなバンダナ型がよいのか、あるいは、併用するという案もあろう。
行政として取り組んでいただければありがたいと思う。
ちょっと、気になるのは「聞こえません」という表現でいいのかどうか。
なんか、ぶっきらぼうで、だだをこねているようにも、すねているようにも。
「耳が不自由ですのでよろしく」というような、柔らかい表現のほうがよいかなあ。
そういうことも含めて検討し、聴障者が抵抗感なく着用できるようなものができれば嬉しいですね。
2011年11月30日
信州大学「地震調査グループ」
信州大学「6.30松本地震」振動調査グループが広範囲の地域住民を対象に、22項目にわたるかなり大掛かりなアンケート行っている。
「6.30松本地震」では、震源から離れていても大きく揺れて被害が集中したなど、地域ごとにゆれ方がかなり違っていたことが明らかになっているが、今回の調査で、「地盤と揺れ方との関係を明らかにし、その結果を今後の防災対策に活用」しよう、というねらい。
地元の大学が研究室に閉じこもることなく地域に出て、地域に密着した研究・調査をするということで、わが常会でもこの調査に大いに協力しようということになった。
アンケートの提出先は常会長となっているが、当常会では、組長がこれを回収することになった。区長→常会長→組長という組織の系統は、かなり強力で、このルートを利用して、アンケートの回収率は飛躍的にあがるものと思われる。
地域の地震の解明が少しでも進むよう、信大振動調査グループの先生方には頑張ってもらいたい。
「6.30松本地震」では、震源から離れていても大きく揺れて被害が集中したなど、地域ごとにゆれ方がかなり違っていたことが明らかになっているが、今回の調査で、「地盤と揺れ方との関係を明らかにし、その結果を今後の防災対策に活用」しよう、というねらい。
地元の大学が研究室に閉じこもることなく地域に出て、地域に密着した研究・調査をするということで、わが常会でもこの調査に大いに協力しようということになった。
アンケートの提出先は常会長となっているが、当常会では、組長がこれを回収することになった。区長→常会長→組長という組織の系統は、かなり強力で、このルートを利用して、アンケートの回収率は飛躍的にあがるものと思われる。
地域の地震の解明が少しでも進むよう、信大振動調査グループの先生方には頑張ってもらいたい。
2011年12月06日
また小さな揺れ
「えんぱーく」の学習室にいたら、午後1時半ごろ、ドンと小さく揺れた。
周囲には卒論を書いている学生とか、資格試験のために勉強をしている若者たち。
お互い顔をあげて見回している。
私はすぐに3階のテラスに出て、えんぱーく周囲の建物の様子を見おろした。
なんでもないようだった。
2階の総合受付へ。
「今、地震がありましたか?」
の問いに、
「はい、県中部地方は震度1です。インターネットで調べました」
と、受付備え付けの筆談パッドに書いてくださった。
安心できました。
しかし、家でお留守番している犬のことが心配になり、
予定を変更してすぐに帰宅した。
犬は元気でした。
ともかく「えんぱーく」では、職員がすばやく地震情報をつかんで筆談で教えていただき、ありがたかった。
周囲には卒論を書いている学生とか、資格試験のために勉強をしている若者たち。
お互い顔をあげて見回している。
私はすぐに3階のテラスに出て、えんぱーく周囲の建物の様子を見おろした。
なんでもないようだった。
2階の総合受付へ。
「今、地震がありましたか?」
の問いに、
「はい、県中部地方は震度1です。インターネットで調べました」
と、受付備え付けの筆談パッドに書いてくださった。
安心できました。
しかし、家でお留守番している犬のことが心配になり、
予定を変更してすぐに帰宅した。
犬は元気でした。
ともかく「えんぱーく」では、職員がすばやく地震情報をつかんで筆談で教えていただき、ありがたかった。
2011年12月14日
防災講座(塩尻聴障者教養教室)(1)
塩尻市の福祉課主催 第2回 聴覚障害者教養講座
防災について
上記の講座(昼の部)が12月13日(火)、塩尻市保健福祉センターで行われた。
(夜の部は12月1日 内容は同じ)
第1回の講座「地震のしくみについて」に続き、今回の第2回では、市消防防災課職員により、避難所や非常持ち出し品について、説明がありました。
過去に、市消防署職員の説明とか、消火器の扱い方の講座は、複数回ありましたが、今回は消防防災課ということで、過去の講座とは違った角度からの説明でした。とても有意義でした。
当日出席できなかった方もいらっしゃると思いますので、(数回にわけて)少し詳しくご報告します。
☆地震の心得(一般的な注意)<印刷物配布>
1.まず身の安全
2.すばやく火の始末
3.避難口を確保(玄関から出られるとは限らない)
4.足元注意(ガラスなどを踏まない。厚手のスリッパなどを履く
5.隣・近所に声をかけて避難
6.持ち物は最小限に(すぐに持ち出すものと、後から取りに来るものを分けて)
7.狭い路地や塀、川に近寄らない
8.山くずれや、がけくずれに警戒
9.みんなで応急救護
10.正しい情報をラジオなどで
11.避難所の確認を
なんか、一般的なことで、知っている方が多いと思います。
項目の10で、「正しい情報をラジオなどで」とありますが、
聴障者はラジオが聞こえねえじゃねえか、
と、私が質問しました。
市では「防災行政無線戸別受信機・文字表示機」(※)を避難所にも設置する方向で検討中とのこと。
1と2は、順序が昔と違いますね。
昔は「何が何でもまず火を消す」だった。
新しいコンセプトとして「まず身の安全!」です。
揺れている最中に火を消しに走るのは危険。
揺れが収まってから、すぐに火を消す。
5の「隣、近所に声をかけて避難」・・
これは、いわゆる、地域の「ミニ防災組織」に関連します。
「ミニ防災」については、次回に詳しくお伝えします。
今日のところは、このへんで。
※「防災行政無線戸別受信機・文字表示器」:
塩尻市では4月から防災行政無線による放送を開始しています。その放送の内容を文字で伝える「文字表示器」を、聴障者には無償給付していただけるということで、過日、希望者に注文をとりましたね。あれのことです。<9月29日のブログ参照>
防災について
上記の講座(昼の部)が12月13日(火)、塩尻市保健福祉センターで行われた。
(夜の部は12月1日 内容は同じ)
第1回の講座「地震のしくみについて」に続き、今回の第2回では、市消防防災課職員により、避難所や非常持ち出し品について、説明がありました。
過去に、市消防署職員の説明とか、消火器の扱い方の講座は、複数回ありましたが、今回は消防防災課ということで、過去の講座とは違った角度からの説明でした。とても有意義でした。
当日出席できなかった方もいらっしゃると思いますので、(数回にわけて)少し詳しくご報告します。
☆地震の心得(一般的な注意)<印刷物配布>
1.まず身の安全
2.すばやく火の始末
3.避難口を確保(玄関から出られるとは限らない)
4.足元注意(ガラスなどを踏まない。厚手のスリッパなどを履く
5.隣・近所に声をかけて避難
6.持ち物は最小限に(すぐに持ち出すものと、後から取りに来るものを分けて)
7.狭い路地や塀、川に近寄らない
8.山くずれや、がけくずれに警戒
9.みんなで応急救護
10.正しい情報をラジオなどで
11.避難所の確認を
なんか、一般的なことで、知っている方が多いと思います。
項目の10で、「正しい情報をラジオなどで」とありますが、
聴障者はラジオが聞こえねえじゃねえか、
と、私が質問しました。
市では「防災行政無線戸別受信機・文字表示機」(※)を避難所にも設置する方向で検討中とのこと。
1と2は、順序が昔と違いますね。
昔は「何が何でもまず火を消す」だった。
新しいコンセプトとして「まず身の安全!」です。
揺れている最中に火を消しに走るのは危険。
揺れが収まってから、すぐに火を消す。
5の「隣、近所に声をかけて避難」・・
これは、いわゆる、地域の「ミニ防災組織」に関連します。
「ミニ防災」については、次回に詳しくお伝えします。
今日のところは、このへんで。
※「防災行政無線戸別受信機・文字表示器」:
塩尻市では4月から防災行政無線による放送を開始しています。その放送の内容を文字で伝える「文字表示器」を、聴障者には無償給付していただけるということで、過日、希望者に注文をとりましたね。あれのことです。<9月29日のブログ参照>