2012年05月19日

「筆談ホステス」的方法

100円ショップでハガキ用紙を買ってきてパソコンで、
「耳が不自由です 手話か筆談でお願いします」
と印刷したカードを使っている。
お店でも、金融機関でも、役所でも、あらゆる場所で使っている。

実は、これは、ハッタリもいいところで、筆者は、手話はちょっとだけしかできない。
だから、もし本格的な手話で返されると困る。
ヒヤヒヤものではある。
でも、今までに、手話が返ってきたことは一度もない。
聴者のみなさん、「筆談」のほうを選択される。

ちょっとだけの手話なら大丈夫なんだが・・・・。

「しゃべらない」というのがコツである。
こちらがしゃべってしまうと、「聞こえる人」だと思われてしまうから。
これには相当の忍耐力が必要だ。
「あ」とか「う」という声はどうしても出てしまうが、それくらいなら大丈夫。

表情はすごく大切。

難聴も100デシベルを超えると、
どんな高額な補聴器を用いても、
相手の言葉の弁別がうまくいかない。
どうしても、「え?」「え?」と繰り返すイライラ感が付きまとう。

むしろ「筆談ホスト」を演じ切るほうが
精神的苦痛から解放される。







Posted by 六万石 at 05:27 │筆談ホステス
この記事へのコメント
私も難聴で補聴器をかけています。
今まで声で会話のやり取りをしてきましたが、
聞き取れないことが多くて、こう言っているのかな?と
想像して会話していましたが、もう疲れてきました…

他の難聴や失聴者の方のブログにも、
話せるが声を出さないという方がいました。
声を出すと相手も声で返してくるからだそう。
そうなんでしょうか…。

音を聞きたくないくらい、耳で聞くことに疲れてきました。
声を出さない方法で私も試してみようかなと思います。
Posted by ひまわり at 2012年06月17日 23:35
.僕も同じように声をださい法を選択しています。

声を出さなければ案外皆さん丁寧に対応してくれますから
声を出さない方がスムーズに事が進む場合が多いように感じてます。
Posted by 西 at 2012年05月20日 08:44