2013年12月12日

手話の「ものまね」さん?

南アフリカのマンデラ元大統領の追悼式で手話通訳を務めた男性が、
まったくでたらめな手話を行ったと聴覚障害者団体などが批判している、
というニュース。

かつて、昭和40年代に、
「フランス語そっくりさん」
というものまね芸人がいた。
フランス語は全然しらないのに音声だけは、いかにもフランス語っぽくしゃべる人。
あれは相当にウケていましたね。

今回のマンデラ元大統領の追悼式の「でたらめ手話」も、その類かと思った。
手話をまったく知らない人が、ほら、よくやりますよね、手話の真似ごと、
あれかと思ったのだが・・・。

ネット情報によると、どうもそうではなくて、れっきとした手話通訳者で、
今回、壇上で、持病の統合失調症の症状が出た可能性があるらしい。

通訳中に頭の中で声が聞こえて幻覚を起こし、
結果的に意味が通じない手話になってしまったとのこと(本人)。

もし、そうだとすれば、ちょっと気の毒なことだ。

話は別だが、要約筆記者がよくこんなことをおっしゃる。
「手話通訳はたとえ間違えても聴衆が分からないからいいが、要約筆記は間違えると指摘される」と。

なるほど。
要約筆記の「もの真似さん」なんて、ありえない。



Posted by 六万石 at 21:42 │手話
この記事へのコメント
脱字!
すみません_| ̄|○
外国で日本語での要約筆記をしていたなら…
です(;´Д`A
Posted by ろぜっと山口ろぜっと山口 at 2013年12月13日 11:38
はい、例えば、外国で日本での要約筆記をしていたなら理解できない人が多いでしょうから(^^;;偽物も可能?かもしれませんね(ー ー;)
国内では無理です。
けど、手話でもあれほど著名人が集まる公式の場で…発作が起きてしまったのだとしたら、交代すべきですよね。
何時間も一人で通訳していたみたいだし…(;゜0゜)通訳体制もおかしいのでは?と思いました。
Posted by ろぜっと山口ろぜっと山口 at 2013年12月13日 11:36