2014年01月04日

私語の中身

要約筆記者養成講座で、難聴者の「私語」について、指摘されていることが、
どうも気になっています。

「私語は慎む」
それはあたりまえのことなんで、
まったくそのとおりなのですが・・・

私は仕事の関係で土曜・日曜が「かきいれ」なので、
要約筆記者養成講座には参加できないでいるのですが、
実際に、どういう「私語」なのだろう、
それが気になっています。

定例会では私も「私語」をします。
たいがいは要約筆記のスクリーンに出た単語、
たとえば
「忌憚のないご意見を」
と言うようなのを、隣席の難聴者から
「忌憚のない」ってどういうこと?
などと聞かれ、
そういう質問に対して、
私は、わかる範囲で、
その場で書いたり手話でお答えしたりしている。

そういうのも、私語っていえば私語だろうなあ。

だからどうだ、ということではなく、
私語は悪い。
絶対してはいけない。

それとは別の問題として、
そのとき難聴者は一体、どういう私語をしていたのか、
その中身を知りたい。
分析してみたい。






Posted by 六万石 at 13:54
この記事へのコメント
なるほど〜、そんな場面でのエピソードでしたか。
ろぜっと山口さんの仰っている意味理解できました。

なるほど〜。
そんな場面に出くわせば、おそらく僕であれば退出を促すと思います。
Posted by 西 at 2014年01月07日 07:46
今年もよろしくお願いします。
私語と言っても、ROKUさんや西さんのおっしゃるレベルの話ですと、それだけでず~~~ッと延々とおしゃべりするには至らないですよね。
基本は話をお聞きになっていらっしゃるので。
集中しようとされていると思うのです。その中でわからないことを確認しあっているだけ。
昨年末の「私語」として注意させていただいたケースですと、内容はわからないのですが、延々と、どうも講座とは関係のないところの話が進んでいるようです。
時々でも要約筆記を確認するなどの様子もありません。
つまり、講座に参加してくださっていながら、講座には集中されていないのですよ。
受講生はもちろん、一所懸命に学んでいる場です。
話の内容…これは、すみません、わかりませんでしたが、何のためにそこにいるかを曖昧にされていた様子が見受けられたので、注意させていただいた次第です。
説明が下手で…ただ長くなってしまいましたが…そんなことです。
あの、もしもっと…というのがありましたら、メールください。
すみません。
Posted by ろぜっと山口ろぜっと山口 at 2014年01月06日 15:03
僕は時々、ちょくちょく、
要約筆記者さんや手話通訳士(者)さんに
『今の手話は何?』(意味)とろう者が話し中でも聞きますし
聴者の話し中でも『今何を言っていたの?』と聞き返します。
その瞬間瞬間に流れる言葉(手話)の中にこそ
生きた情報があり、生きた情報の中から新たな知恵や工夫が生まれると感じてますから
その時々で理解できない事があればその時に解消する方が僕に取ってはやりやすい方法なので会話中でも『私語』は重要なのです。
半分手話が読みとれ、半分言葉が聞き分けられると
両方会わせると全て理解できそうな気もするのですが
言葉が聞き分けられなかった部分ほど、手話の読み取りが出来ない部分と重なるので
やはり要約筆記者が頼りなのです。
Posted by 西 at 2014年01月05日 10:01