2014年01月28日

これが最後でありたいものだ!

要約筆記者Aさんからのメールです。
お散歩に出られ、
徐々に快方に向かわれているようで何よりです。
それにしても、
病院を受診されてから、救急車で搬送される様子、
ドキドキしながら、ドラマを見ているような、(不謹慎で申し訳ないです)
映像が思い浮かんできました。
カードがとても役だったわけですね。
それも、普段の中で、使ってられたからこそですね。
要約筆記者も医師や看護師にコミの方法を
見よう見まねで伝えられて少しは役立ったのでしょうか。
くれぐれも・・・・(後略)

ありがとうございました。
もう大丈夫です。

私の場合、心臓発作は突然に起こるものではなく、その予兆が必ずあります。

マクロ的には、昨年夏と、12月(松代荘)での不整脈。
ミクロ的には、当日(1.15)の朝。

家を出る前に、はっきりわかっていました。
そういう場合、安静にさえしていれば、2~3時間で治まるのですが、
今回は、たまたま検診の予約日だったので、
たかをくくってクリニックまで歩いて行ったのが直接の原因です。

今回、医者は、万が一、患者に死なれては困るので、
大変にあせっていたようですが、
私はわりと平静で、いろいろ観察していました。

救急医療の現場で、複数名の医師・看護師の目の前で派遣通訳者が、
難聴者とのコミのやりかたを「実演」したのは、
救急医療に携わる方々にとって参考になったのではないかと思います。

すくなくとも、私と同じような難聴者が運び込まれたとき、
同じように対処してもらえるものと確信します。

「カードが役立った」といえば、
通訳者が胸にかけている「IDカード」の威力も、また大きかったのでは。
医療現場のスタッフに対して堂々と渡り合えます。
何しろ「市長命令」で来ているわけですから。

「守秘義務」の関係で、通訳現場でのことは、
要約筆記の仲間同士からは絶対に伝わらない。
利用者である難聴者の側で体験をお伝えしなければ、
せっかくの学習機会(!)を失してしまうだろうと、
そういう気持ちもあって、
すこし詳しく書いたものです。

これからも派遣通訳利用者としていろいろな利用体験を書いていきたいが、
今回のような特異な体験談は、
これが最後でありたいものだ。
(ROKU)






Posted by 六万石 at 09:08 │要約筆記
この記事へのコメント
本日整形外科受診日でした。

今日は要約筆記者は同行しませんでしたが、
僕が一人だと分かった途端、
ドクターはメモ用紙広げ筆談して下さった。

やはり目の前で繰り広げられてきた要約の現場に接する事で、
ドクター始め看護の現場にも
完全ではないにしろ要約〜筆談の必要性が理解され始めてきたように思えます。
Posted by 西 at 2014年01月30日 14:53
ROKU様
本当に、本当に、ご無事で何より!
このようなことは無いに越したことはありませんね。
ですがぁ~~
とぉ~~っても不謹慎なのですがぁ…
1回経験してみたいっ!!!

はい、すみません、不謹慎でした<(_ _;)>
Posted by ろぜっと山口ろぜっと山口 at 2014年01月28日 16:31