2014年02月20日
佐村河内なる男の「とばっちり」
「両耳の聞こえない作曲家」のふれこみで、もてはやされた佐村河内という男は、
実は「聞こえていた」という。
この問題に関連し厚生労働相は予算委員会で18日、
聴覚障害認定のあり方の見直しを検討する考えを明らかにした。
認定を厳密に行うため、脳波を計る。
「聴性脳幹反応(ABR)検査」を導入するという方向だそうだ。
もし、そうなれば、診断してもらうためには、大学病院までいかねくてはならなくなるだろう。。
診断書を書いてもらうのにも1万円くらい余計に負担がかかるらしい。
もう一つ、
数年前にも、そういう「ウソ申告」事件があって、
耳鼻科医はここ数年、診断が厳しくになりすぎているようだ。
「明らかに聞こえていない、会話ができないのに、障害者手帳をもらえない」
と嘆いている仲間も、私の身近にいる。
こんなことがあると、耳鼻科医はますます(診断に)萎縮してしまうだろう。
佐村河内なる男は、
とんでもねえことをしてくれたものだ。
実は「聞こえていた」という。
この問題に関連し厚生労働相は予算委員会で18日、
聴覚障害認定のあり方の見直しを検討する考えを明らかにした。
認定を厳密に行うため、脳波を計る。
「聴性脳幹反応(ABR)検査」を導入するという方向だそうだ。
もし、そうなれば、診断してもらうためには、大学病院までいかねくてはならなくなるだろう。。
診断書を書いてもらうのにも1万円くらい余計に負担がかかるらしい。
もう一つ、
数年前にも、そういう「ウソ申告」事件があって、
耳鼻科医はここ数年、診断が厳しくになりすぎているようだ。
「明らかに聞こえていない、会話ができないのに、障害者手帳をもらえない」
と嘆いている仲間も、私の身近にいる。
こんなことがあると、耳鼻科医はますます(診断に)萎縮してしまうだろう。
佐村河内なる男は、
とんでもねえことをしてくれたものだ。
Posted by 六万石 at 10:15
│補聴器
この記事へのコメント
すみません、長~いのを貼り付けてしまって…。
参考になればと思います。
参考になればと思います。
Posted by ろぜっと山口
at 2014年02月21日 01:09

http://rokumangoku.naganoblog.jp/e1443049.html#comments
(城北補聴器さんのブログ)より…
今回色々な意味で難聴や聴覚障害者手帳の話題が取りあげられたことで、一般の方にも関心が広まっているかと思われます。
ただ間違った理解や認識が広まってしまうと今後より深刻な問題になってしまう事も考えられる…
先日の報道では手帳の判定基準の検査にABR(聴性脳幹反応検査)の導入も検討している内容まで出て来ました。
ではこの検査方法はどんな方法か?
基本的に従来の聴力検査は、本人が聞こえた時にボタンを押す、主観的検査となりますが、ABRは脳波の反応をみる客観的検査方法になります。
近年では新生児スクリーニングが義務化され乳幼児などを対象に産科や小児科などで行われていますが、まだまだ設備として耳鼻咽喉科に設置されているところは少ないかと思います。
この客観的聴覚検査の方法では、大きわけて2種類が有ります。
OAE:(Otoacoustic Emissionの略)、他覚的聴力検査の1つで耳音響放射と呼びます。内耳が正常に機能していると外界から音が入ってくると、それに応じて内耳から小さな音が反射されて戻ってくる現象が起こります。これが耳音響放射です。その反射音を測定することで、内耳の機能が正常かどうかを調べることができます。これは、新生児聴覚スクリーニングで用いられています。
ABRまたはAABR(Automatic Auditory Brainstem Responseの略)自動聴性脳幹反応検査です。
これは、連続的な音刺激を与えて10msec以内に脳幹部分か出てくる反応波形を調べるものです。下図の絵にあるように、脳幹反応(BSR)は刺激を与えてから比較的早い時期(10msec以内)に出現します。一般にはその反応波形の一番高いピークである第V波を見つけ、音刺激が脳幹まで届いているかどうかを調べます。刺激として使われる音はヘッドホンからクリック音や単音、トーンピップ音などが使われます。
ただこの検査方法も新生児スクリーニングでもそうですが、難聴の疑いがあると判断される状態で確実ではないです。
まとめ
当店に来店される方やWebでも今回の話題は多く、今後の障害者手帳の判定基準が見直される可能性や、難聴は治る?治らない?といった話しが多く耳に入ります…
ただ注意として思うことは、難聴は治ることは無いと断言することは出来ません。
例えば心因性難聴は治る可能性があり、客観的にも難聴の診断が出にくい場合も有りますし、良く言う突発性難聴も時間の経過で徐々に良くなる場合も実際にみたことも有ります。
難聴と一言で言っても病気の要因や本人の感覚的な差は大きく、基準的な判断は難しい…
「自分がこうだから相手もそうだ」といった判断も避けるべきかと個人的には思います…
(城北補聴器さんのブログ)より…
今回色々な意味で難聴や聴覚障害者手帳の話題が取りあげられたことで、一般の方にも関心が広まっているかと思われます。
ただ間違った理解や認識が広まってしまうと今後より深刻な問題になってしまう事も考えられる…
先日の報道では手帳の判定基準の検査にABR(聴性脳幹反応検査)の導入も検討している内容まで出て来ました。
ではこの検査方法はどんな方法か?
基本的に従来の聴力検査は、本人が聞こえた時にボタンを押す、主観的検査となりますが、ABRは脳波の反応をみる客観的検査方法になります。
近年では新生児スクリーニングが義務化され乳幼児などを対象に産科や小児科などで行われていますが、まだまだ設備として耳鼻咽喉科に設置されているところは少ないかと思います。
この客観的聴覚検査の方法では、大きわけて2種類が有ります。
OAE:(Otoacoustic Emissionの略)、他覚的聴力検査の1つで耳音響放射と呼びます。内耳が正常に機能していると外界から音が入ってくると、それに応じて内耳から小さな音が反射されて戻ってくる現象が起こります。これが耳音響放射です。その反射音を測定することで、内耳の機能が正常かどうかを調べることができます。これは、新生児聴覚スクリーニングで用いられています。
ABRまたはAABR(Automatic Auditory Brainstem Responseの略)自動聴性脳幹反応検査です。
これは、連続的な音刺激を与えて10msec以内に脳幹部分か出てくる反応波形を調べるものです。下図の絵にあるように、脳幹反応(BSR)は刺激を与えてから比較的早い時期(10msec以内)に出現します。一般にはその反応波形の一番高いピークである第V波を見つけ、音刺激が脳幹まで届いているかどうかを調べます。刺激として使われる音はヘッドホンからクリック音や単音、トーンピップ音などが使われます。
ただこの検査方法も新生児スクリーニングでもそうですが、難聴の疑いがあると判断される状態で確実ではないです。
まとめ
当店に来店される方やWebでも今回の話題は多く、今後の障害者手帳の判定基準が見直される可能性や、難聴は治る?治らない?といった話しが多く耳に入ります…
ただ注意として思うことは、難聴は治ることは無いと断言することは出来ません。
例えば心因性難聴は治る可能性があり、客観的にも難聴の診断が出にくい場合も有りますし、良く言う突発性難聴も時間の経過で徐々に良くなる場合も実際にみたことも有ります。
難聴と一言で言っても病気の要因や本人の感覚的な差は大きく、基準的な判断は難しい…
「自分がこうだから相手もそうだ」といった判断も避けるべきかと個人的には思います…
Posted by ろぜっと山口
at 2014年02月21日 01:07

もう、やってられないですよね。うちの耳鼻科でも、補聴器をつけている状態とつけてないときの聞き取りみたいな問診書を書かされました。
もう何年も通院してるのに何故?今更?勘弁して欲しいです。
もう何年も通院してるのに何故?今更?勘弁して欲しいです。
Posted by そら at 2014年02月20日 19:25
ほんとうにね・・・
正直者がバカをみるような・・・
ますます聞こえない者にたいしての理解度が落ちてしまいますね。
コツコツと活動しても馬鹿な者のために後退してしまうばかり。
なんちゅうことをしてくれた!
正直者がバカをみるような・・・
ますます聞こえない者にたいしての理解度が落ちてしまいますね。
コツコツと活動しても馬鹿な者のために後退してしまうばかり。
なんちゅうことをしてくれた!
Posted by みみばあちゃん at 2014年02月20日 16:36