2014年07月02日
手話漫才なんか楽しめない
過日、6/29(日)のEテレ「ろう難聴を生きる」で、
ろう者と聴者のコンビ
「ぷ~&み~企画」
の手話漫才が放映された。
この放送は、4月に放送して好評だった番組のアンコールだそうだ。
さとうさん(ろう者)の手話に、三宅さんが手話と音声でツッコミを入れながら同時通訳、
手話を知らない聴者からの笑いも誘っていた。
「聞こえる者も聞こえない者もみんなで楽しめる」
目指すは「手話で笑いのバリアフリー」。
すばらしいですね、と言いたいところだが・・・
そして、演じているお二人の創意工夫には、大いに感服しているのだが・・・・
私は、「聞こえない者」であるので、音声で同時通訳されても全然意味がない。
かといって、手話を読み取ることは、まだできない。
テレビ番組だから字幕がついていて、やっていることは一応わかったが、
もしも、会場に足を運んでいたとすれば、全然わからずに、
不愉快な気持で席をっ蹴って出る、というハメになったことだろう。
「ろう者と聴者が楽しめる」
のであって、それはそれで大いに意義のあることだが、
そういう出し物に対して、
「聞こえる者も聞こえないものもみんなが楽しめる」
のキャッチフレーズをあてることには違和感がある。
NHKの取材班の方、わかっているのかな?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追記:落語だとか漫才だとかを要約筆記で(会場で)楽しもうなんて気持ちは毛頭ありません。
Eテレで字幕放送でやっているので、それで十分。楽しいです。
手話落語とかも、ことに古典落語など、落語本来の面白さは、
手話では置き換えられないのではないのかな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ろう者と聴者のコンビ
「ぷ~&み~企画」
の手話漫才が放映された。
この放送は、4月に放送して好評だった番組のアンコールだそうだ。
さとうさん(ろう者)の手話に、三宅さんが手話と音声でツッコミを入れながら同時通訳、
手話を知らない聴者からの笑いも誘っていた。
「聞こえる者も聞こえない者もみんなで楽しめる」
目指すは「手話で笑いのバリアフリー」。
すばらしいですね、と言いたいところだが・・・
そして、演じているお二人の創意工夫には、大いに感服しているのだが・・・・
私は、「聞こえない者」であるので、音声で同時通訳されても全然意味がない。
かといって、手話を読み取ることは、まだできない。
テレビ番組だから字幕がついていて、やっていることは一応わかったが、
もしも、会場に足を運んでいたとすれば、全然わからずに、
不愉快な気持で席をっ蹴って出る、というハメになったことだろう。
「ろう者と聴者が楽しめる」
のであって、それはそれで大いに意義のあることだが、
そういう出し物に対して、
「聞こえる者も聞こえないものもみんなが楽しめる」
のキャッチフレーズをあてることには違和感がある。
NHKの取材班の方、わかっているのかな?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追記:落語だとか漫才だとかを要約筆記で(会場で)楽しもうなんて気持ちは毛頭ありません。
Eテレで字幕放送でやっているので、それで十分。楽しいです。
手話落語とかも、ことに古典落語など、落語本来の面白さは、
手話では置き換えられないのではないのかな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Posted by 六万石 at 17:33