2014年08月05日

街中のお化け屋敷

<つぶやき語録>

「花子とアン」に続く「あさイチ」で、
「街中のお化け屋敷」の話題を取り上げていた。
定番の遊園地とかではなくて、
商店街とかマンション街の一角にある。

リポーターは真っ暗な部屋に通され、
いきなり手錠を掛けられて放置される。
頭上のモニターに男の顔(つまり「お化け」)が現れて、
なにか叫んでいる。

最近では、こうした街中の「お化け屋敷」が流行っているらしい。

お化け屋敷といえば私も、孫たちと何度も経験しているが、
全聾ともなると、ちっとも怖くない。
音響効果が全く効かないからである。

孫たちは、ずいぶん怖がるが、
私にはスタッフの茶番が透けてみえてしまう。

でも、雰囲気を壊してはいけないので、
「怖い」「怖い」
といって、その場にふさわしい振る舞いをしてきた。

今、流行の「街中のお化け屋敷」、
どうも「劇場型」になっているみたいだ。

天井からの「お化け」の叫びや指示を聞き取って、・・・、
というシステムでは、振る舞い方がわからない。

下手するとスタッフに迷惑をかけてしまうのではなかろうか。
そういうコミュニケーションの心配の方が、むしろ、コワイ。

今朝の番組では、
「イタリア人が入り口に入っただけで退散した」
と、いかにも「こわさ」を強調していたが、
あれは、「怖さ」の問題ではなく、
コミュニケーションの問題ではなかったか。






Posted by 六万石 at 20:13