2014年12月25日
情報保障の利用拡大
過日、塩尻市の福祉課が主催する聴覚障害者向け教養講座で福祉課から、
本年度の塩尻市の情報保障の利用件数に関して、中間報告があった。
私自身は昨年度までは医療関係で要約筆記を利用していたが
最近は、内科も、歯科も、クリニックほ職員が書いてくれるようになって、
利用機会は減っている。
時々、松本市内の総合病院で検査があるが、このときには、家族が通訳をかってでる。
家族としては、検査の結果によっては重大な場面を招きかねないという不安があり、
要約筆記任せにはできないという気持ちからだろう。気持ちはよくわかる。。(閑話休題)
さて、
1.トータルで、通訳派遣が増加しているというのは、市内の聴障者が、
それだけ利用しやすくなってきているからだろう。
もしかしたら高松市の裁判の結果が影響しているのかもしれない。
2.手話の医療関係の派遣が多くなっているのは、医療機関の職員が
手話で対応できないからだ。
この点が、要約筆記とは大きくことなる点で、医療機関では
文字によるコミュニケーションは、その気になりさえすれば一応の対応はできてしまう。
手話は、そんなわけにはいかない。 いくら通院を重ねても、
いつまでたっても、ろう者には手話通訳が欠かせない。
3.会議関係への要約筆記派遣が増加している原因は、はっきりしている。
ろう者のサークルや団体が会議の情報保障として、手話に加えて、
要約筆記もつけるようになっているからだ。
今年は、手話言語法の関係会議も多かった。
手話言語法は広義に、手話だけでなく要約筆記も含めて進めるべきものだろう。
その意味で、ろう者団体の要約筆記利用を、大いに評価したい。 2014/12/25 (木)
。
本年度の塩尻市の情報保障の利用件数に関して、中間報告があった。
1.手話も要約筆記も、通訳派遣の利用件数は昨年度より増加している。という話だった。
2.手話は、医療関係の通訳派遣が増加している。
3.要約筆記は会議関係の通訳派遣が増加している。
私自身は昨年度までは医療関係で要約筆記を利用していたが
最近は、内科も、歯科も、クリニックほ職員が書いてくれるようになって、
利用機会は減っている。
時々、松本市内の総合病院で検査があるが、このときには、家族が通訳をかってでる。
家族としては、検査の結果によっては重大な場面を招きかねないという不安があり、
要約筆記任せにはできないという気持ちからだろう。気持ちはよくわかる。。(閑話休題)
さて、
1.トータルで、通訳派遣が増加しているというのは、市内の聴障者が、
それだけ利用しやすくなってきているからだろう。
もしかしたら高松市の裁判の結果が影響しているのかもしれない。
2.手話の医療関係の派遣が多くなっているのは、医療機関の職員が
手話で対応できないからだ。
この点が、要約筆記とは大きくことなる点で、医療機関では
文字によるコミュニケーションは、その気になりさえすれば一応の対応はできてしまう。
手話は、そんなわけにはいかない。 いくら通院を重ねても、
いつまでたっても、ろう者には手話通訳が欠かせない。
3.会議関係への要約筆記派遣が増加している原因は、はっきりしている。
ろう者のサークルや団体が会議の情報保障として、手話に加えて、
要約筆記もつけるようになっているからだ。
今年は、手話言語法の関係会議も多かった。
手話言語法は広義に、手話だけでなく要約筆記も含めて進めるべきものだろう。
その意味で、ろう者団体の要約筆記利用を、大いに評価したい。 2014/12/25 (木)
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Posted by 六万石 at 17:00
│要約筆記