2015年01月25日

モモンガー

おっと、手話の読み取り違い

   「ハイカラ野郎の、ペテン師の、猫被りの、香具師の、モモンガーの、岡っ引きの、
    わんわん鳴けば犬も同然な奴」
   <夏目漱石「坊ちゃん」>
閑話休題。

手話サークルの茶話会などでは、
私は、書いてもらうことを拒否している。
書いてもらっていると、話の内容はわかるかもしれないが、
肝心の手話の勉強にならないから。
手話を学ぶためにサークルへ行っているのだから。

それはよいのだが、時々面白いことが起こります。
先々週のフリートークで、ちょっと読み取れない部分があった。

モモンガーが、どうのこうの・・・
というような・・。

話題が、すぐに転じてしまったので、内容を確かめることもなく、帰宅した。

モモンガー?
あの話は一体なんだったのだろうか。

洗馬のNさんが話していたから、熊に関係のある話だったのだろうか。
でも、洗馬にモモンガーが出た、という話は、きいていないしなあ。

一週間、気になっていた。
次の週にお会いしたとき、Nさんに直接、確かめてみました。
「先週のさ、モモンガーの話、内容、何?」

Nさんはしばらく目を宙に浮かせていたが、
突然笑いだした。

あれはモミガラ(もみ殻)の話です」!

Nさんは最初「モ・ミ・ガ・ラ」と指文字で示し、
私が読み取れていないとみて、両手で、モミガラの形を作った。
それを(私が)<「桃」=「モ・モ」>と読み間違えたのだ。

些細なことだが、こういうことがあると、大変楽しい

2015.1.26 Sun.
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Posted by 六万石 at 19:39 │手話手話サークル