2016年01月31日

補聴器への誤解

・・・荒川さんは「補聴器をつければ、難聴者は『健聴者のように聞こえるようになる』
と周囲に誤解されていることがある」と指摘する。
補聴器はタイプも聞こえ方もさまざま。
無理解な家族から「高い補聴器を買ったのに返事もしない」
と嫌みを言われ、傷つくケース・・・
毎日新聞1/29記事より引用
              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「補聴器を使っているのに聞こえないの?」
「もっといい補聴器を買えばいいのに」

さらには
「どうして人工内耳を埋め込まないの?」
ということになってしまう。

そんな、簡単なものではないのである。

世の中、
理解不足である。

誤解である。

誤解の責任の一端は
○○にもあると思う。
                                  2016.1.31 (SUN)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

追記 

「誤解の責任の一端は○○にもある」   ・・・・ 〇〇に入る言葉は、「難聴者本人」
難聴者は迎合する傾向がある。
実際には補聴器で、(あるは人工内耳で)情報の一端しかきこえないのに、つい、
「聞こえる、聞こえる」などと言ってしまう。 (2017.10.17)


私こと、県段階の活動は引退したのですが地域では、まだ、(ときどき)引っ張り出されております。つい最近のこと、塩尻市の要約筆記入門講座で「補聴器を使っていてもコミュニケーションはできないんです」とお話したところ、受講生の一人が「補聴器を使ってもダメなんですか?」と、くってかかるような真剣な表情で質問してきました。聞けば、ご主人が難聴であるという。感音難聴の場合は、補聴器でコミュニケーションをとることが難しい、ということをお話しました。難聴者の心理についてもお話しました。要約筆記の講座は、難聴という障害をご理解いただくことが基本となります。そのところをおろそかにして、要約筆記のやり方をいくら教えても意味がない。そこが手話講座と根本的な相違点であろうかと思います。 (2017.10.18)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・








Posted by 六万石 at 09:06 │つぶやき万華鏡補聴器