2016年07月18日

難聴者の聴覚補償と情報保障(2)

≪旅人さんの投稿(再掲)
「聴覚補償」・・昨日は要約筆記サークルの研修会に参加して
初めて知った言葉です。
寝蔵?に戻って、ググって↓下記の有意義なページを
見つけたので参考にまで(*^_^*)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~momo1/sub1/new_sub/050227ohnuma.htm
    (難聴者の聴覚補償と情報保障 筑波技術短大 大沼直紀)
Posted by 旅人 at 2016年07月17日

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☆ これからの世の中は、情報保障の環境がどんどん進んでいきます。情報保障の場合は「保障」と書きます。聴覚補償の場合は「補償」と書いて、私は使い分けています。
失った聴覚を人工内耳や補聴器で補ったり償ったりすることは「聴覚補償」です。
また、手話を覚えて、聴覚の補いをすることも聴覚補償の一つです。
英語の聞き分けがなかなかできないから、ヒヤリングで訓練する。これも補償です。
自分の難聴を自らの力で補っていく、新しい能力を身につけていく、これが聴覚補償です。
「情報保障」というのは、どちらかというと、自分だけの努力で情報の欠如を埋めようとするのではなく、周囲が聴覚補償をしようとしている聴覚障害者に対して、情報が伝わるように配慮すること、その環境つくりのことを指します。

<「難聴者の聴覚補償と情報保障」(筑波技術短大 大沼直紀) から引用>
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コリ

難聴者の聴覚補償と情報保障(2) 「聴覚補償
 私にも初めて聞く言葉です。
 ROKUさんがわかりやすく引用してくださって
 助かりました。


   >英語の聞き分けがなかなかできないから、ヒヤリングで訓練する。これも補償です。

意味の上からはわかるんですけど・・

私は500Hzまでは正常で1000、2000Hzでガタッと落ちて、
それぞれ60、80dBを超えます。
だからどんなに練習しても聞きとりができませんでした。

娘から、「自分の勉強不足を耳のせいにしないでよ。サンキュウーは聞こえるんでしょ!」
と厳しい口調で言われたときは、かなり落ち込みました。

Posted by コリ at 2016年07月18日
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ROKU

私も、かつて、軽度難聴の時代があり、
英語のヒアリング(※)には大変苦労しておりました。

研修会で、外人講師の講演で、(講師が)冗談を言う。
聞き取れた者は笑う。
誇らしげに笑っている。

聞き取れない者は、バツがわるそうに、
もう、帰りたくて、
「もじもじ」している。

私も、はじめは、自分の勉強不足だと思っていました。
ラジオの英会話などを一生懸命に聴いていたが、
英語を聞き取る力は、年々、落ちていった。

英語の音声を聞き分ける聴力が失われてしまえば、
いくらラジオやテープレコーダーで練習しても、どうにもならない。

早い話、私は現在は、全然聞こえません、
聴力検査は、全スケールアウト。カミナリも聞こえない。
カミナリも聞こえない耳に、リッスニング練習なんて、意味ないじゃないか。

大沼先生の言わんとすることは、わかります。
わかるが、(大沼先生)ちょっと言葉足らずではなかったかな。

失われた聴力を補償(compensate)するものとして
・補聴器 
・人工内耳
そして、そのほかに、自助努力の例として、
・相手の口型で読み取る
・勘を働かせて読み取る
・聴覚以外の感覚を最大限に活用する
などの例を挙げてもらった方が、もっとよかった。

(※) 昔はヒアリングといったが、現在ではリッスニングといいますよね。
    
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2016.7.18 (MON)













Posted by 六万石 at 18:29 │権利学習
この記事へのコメント
不適切な英語を学んだ為なんですよね。
入試の為の英語なんですよ・・・

そんな英語や和製英語は頭の中から消し去りましょう。
そもそも、要約は一語一句正確に伝えられないから通訳にはならない?
日本語でさえですよ。

まさか英語でシェイクスピアを語り合う必要があるのでしょうか?
仕事でなければ、旅行に必要な中学生レベルの要約英語で
十分だと私の経験から思います。
つまり、聞き取れる英語の単語を増やしていくことで
要約英語会話を成り立たせるのが聴覚補償かな~(ーー;)
Posted by 旅人 at 2016年07月19日 19:46
西さんのブログに「セルフ・アドボカシイ」のことが書かれていて、「自己擁護」と訳され、自分の権利は自分で守るというような内容でした。
かなり前のことなので、記憶が薄れてしまいましたが。

>自分の難聴を自らの力で補っていく、新しい能力を身につけていく、これが聴覚補償です。<

聴補償はセルフアドボカシイのひとつ?

そのとき「セルフアドボカシイ」のことが理解できなかったので、
まったく見当はずれかもしれないけれど、ちょっと思い出したもので。
Posted by コリ at 2016年07月19日 11:36