2011年08月12日

続・高額補聴器(4)

昨日ご紹介しましたブログ「ふぉんだんしょこら」に、もうひとつ、下記のような趣旨の記事がありました(要約です)。これも横浜の方です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
祖母がオーダーメイドの補聴器を作ったが、はじめは「20万円位で作れます」と言われて購入を決めた。実際に補聴器を作って支払う時になったら、100万円近くの金額を請求された。
「請求は調整料も含めての金額になるからその値段です」と。
祖母によるとそういう説明は一度も受けたことがなく、すべて口頭でのやりとりだったので定かではないとのこと。見積書もないので、最初に言われた金額を証明するものもない。結局、なんとか工面して全額を支払った。その後、「通常の調整と違うメンテナンスは追加料金がかかる」という説明を受けた。そのうち祖母もお店に調整に行くのもつらくなってしまったらしく、すっかり補聴器も使わなくなってしまいました…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんともはや、あきれるような補聴器店があったものですねえ。
松本・塩尻には、そこまで悪辣な補聴器店はないと信じたい。

私の主張は、上記のような極端な例をことさら強調しているのではありません。
「良心的」といわれている補聴器店でも、普通に数十万円のものを勧めてくる。
福祉補助でまかなえる低額な補聴器はダメだと言って、テンから問題にしない。

ダメかダメでないかは本人が、
高額のものと低額のものとを比べて試し聞きをする必要があるわ
けで、片方だけを与えられて
「さあ試せ」
と言われたって、何を試したことにもならない。

私の場合は、何度も高額補聴器を試し聞きしているが、
現在使っている福祉補助の低額のものと比較して、「聞こえ」は
あまり変わらない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追記 2017.7.28

私の使っている福祉補聴器の方が「聞こえる」と言っているわけではありません。

さて、高額補聴器を試し聞きしてみると、どうか。
音は確かに大きくなり、今まで聞こえていなかった音も聞こえてくる。
それは、それでよいのであるが、
やはり、
「言葉として聞こえない」。

「言葉として聞こえない」、という点では、大差ない。

「費用対効果」の問題である。

勿論、個人差はあるでしょうから、一概に断定することは差し控えます。
「少なくとも私の場合は」ということであります。
念のため。

どんなに高額な補聴器でも、私の難聴に対応できない
それが現状である。

「言葉として聞こえてくる補聴器」
が、もしあったとすれば、
私は金に糸目はつけない。
それこそ、
即刻、購入するだろう。
                                   2017.7..28           
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






Posted by 六万石 at 21:41 │補聴器