2014年10月04日
岡谷蚕糸博物館

岡谷蚕糸博物館 (OKAYA SILK MUSIUM)
塩尻市要約筆記グループペンペン草の交流会で行ってきました。
難聴者の参加は6名。
要約筆記者は、その倍ぐらい。
館内は撮影禁止なので、写真でお伝えできないのは残念だが、
明治から昭和にかけて使われた繰糸機や製糸機具などが並び、
シルク技術の変遷が紹介されていた。
世界遺産・富岡の機具も展示されていた。
市内の宮坂製糸所の生産ラインがそのまま入り、
諏訪式や上州式などの繰糸機で、
糸を取る様子を見学できた。(「動態展示」)
案内してくださった職員の説明は逐一、要約筆記者によって
ホワイトボード上で同時通訳された。
約1時間にもわたる説明を、一生懸命に書く通訳。
そのホワイトボードを一生懸命に見る難聴者たち。
通訳は時間を決めて主筆交代ということではなく、
その場その場で、臨機応変に交代して書いてくださった。、
「あそこにいるあの男性は、はるばる川崎から来たという。、、
実は川崎の要約筆記者だと」
「○○さん(難聴者)は若い時、製糸工場に勤めていて、
糸繰り作業中にお湯が飛んできて、
顔にやけどしたといっている」
など、
その時の主筆が書く余裕のない情報、
つまりサブカル的情報も書いてもらえて嬉しかった。
サブカル情報の提供に徹する通訳者もいらっしゃった! \(^O^)/
あっという間に一時間が過ぎた。
その後の、ランチタイム交流会のことは、また、明日のログで。
、
Posted by 六万石 at
07:59