2015年02月18日
聞こえていないふり
聞こえているのに聞こえていないふり、といえば、
ああ、あの話、
佐村河内なんちゃらのことが即座に思い浮かぶ。
当ブログの過去記事を再掲します。
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その後、障害者手帳を交付した横浜市の求めで受けた聴力の再検査の結果、
佐村河内氏の聴力レベルは50dBだったという。
この数値は、身体障害者手帳の基準(70dB)以下ではあるが、
WHOの基準(40dB)は超えている。
「立派な!」 難聴者レベルである。
彼は記者会見で、
「現在は聞こえたり聞こえなかったりする」
と、自己の感音性難聴について述べた。
その部分は、正しいことを言っていたんで、
感音性難聴と言うのは、ほんとうにその通りなのだ。
謝罪会見のとき
「聞こえているじゃねえか」
と揶揄したマスコミ記者たちが無知だった。
それはさておき、
聴力検査はオージオメーターで行われる。
聞こえているか聞こえていないかは受検者の申告による。
聴力検査の際に、オージオメーターから聞こえてくる音に対して、
たとえば6級とか4級とかの基準にちょうど当てはまるように、
ウソの申告をすることはできるだろうか?
できないと思います。
そういうことをすると、グラフに
「特異点」
が現れて、バレてしまいます。
不正に身体障害者手帳を得たいなら、
オージオメーターからの音に対して、
「一切聞こえません」
と、反応を完全拒否し、2級の認定を狙う以外にない。
でも、普通の医者なら、、
受検者の後ろから突然声をかけるとか、
さまざまな方法で、(ABR検査などをするまでもなく)
ウソの申告を見破ることができる。
それができないというような医者は、医者の方にも問題がある。
かつて、医者と受検者が共謀して、などという事件もあった。
結論。
聞こえていないのに聞こえているふりをするのは難しいが、
聞こえているのに聞こえていないふりをするのもまた、難しい。
追伸
難聴者は普通、オージオメータから流れる音を必死でとらえようとしている。
少しでも聞こえるような自分になりたいという、切なる気持ちで検査を受けています。
デシベル損失の数値が上がればいいなんてことを考えている者は一人もいません。
誤解なきよう、申し添えました。
2015.2.18
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塩尻市広丘のスカイブリッジ。
コンクリートが落ちてこないように点検してました。
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ああ、あの話、
佐村河内なんちゃらのことが即座に思い浮かぶ。
当ブログの過去記事を再掲します。
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佐村河内の次には、それ STAP細胞だ !!、と・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
売れそうなトピックスを次々に追いかけるマスコミ。
佐村河内の件は
聴覚障害にかかわるいくつかの誤解と偏見を世間にばらまいたまま、
フェイドアウトしていきそうだ、
はっきりしておきたいのは、彼が健聴であれ難聴であれ、
全聾と偽っての売名行為は障害者に対する冒涜である。
なにが謝罪なもんか、
謝罪するなら、まず我々障害者に謝罪しろ !
彼の作った物語に、
検証もしないで酔ってしまっていたNHK、講談社、マスコミも同罪。
2014年03月12日
その後、障害者手帳を交付した横浜市の求めで受けた聴力の再検査の結果、
佐村河内氏の聴力レベルは50dBだったという。
この数値は、身体障害者手帳の基準(70dB)以下ではあるが、
WHOの基準(40dB)は超えている。
「立派な!」 難聴者レベルである。
彼は記者会見で、
「現在は聞こえたり聞こえなかったりする」
と、自己の感音性難聴について述べた。
その部分は、正しいことを言っていたんで、
感音性難聴と言うのは、ほんとうにその通りなのだ。
謝罪会見のとき
「聞こえているじゃねえか」
と揶揄したマスコミ記者たちが無知だった。
それはさておき、
聴力検査はオージオメーターで行われる。
聞こえているか聞こえていないかは受検者の申告による。
聴力検査の際に、オージオメーターから聞こえてくる音に対して、
たとえば6級とか4級とかの基準にちょうど当てはまるように、
ウソの申告をすることはできるだろうか?
できないと思います。
そういうことをすると、グラフに
「特異点」
が現れて、バレてしまいます。
不正に身体障害者手帳を得たいなら、
オージオメーターからの音に対して、
「一切聞こえません」
と、反応を完全拒否し、2級の認定を狙う以外にない。
でも、普通の医者なら、、
受検者の後ろから突然声をかけるとか、
さまざまな方法で、(ABR検査などをするまでもなく)
ウソの申告を見破ることができる。
それができないというような医者は、医者の方にも問題がある。
かつて、医者と受検者が共謀して、などという事件もあった。
結論。
聞こえていないのに聞こえているふりをするのは難しいが、
聞こえているのに聞こえていないふりをするのもまた、難しい。
追伸
難聴者は普通、オージオメータから流れる音を必死でとらえようとしている。
少しでも聞こえるような自分になりたいという、切なる気持ちで検査を受けています。
デシベル損失の数値が上がればいいなんてことを考えている者は一人もいません。
誤解なきよう、申し添えました。
2015.2.18
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塩尻市広丘のスカイブリッジ。
コンクリートが落ちてこないように点検してました。
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Posted by 六万石 at
08:08