2015年03月12日
パソコンテイク

塩尻市要約筆記入門講座運営委員会
会議の情報保障で、福祉課に
パソコン要約筆記(ノートテイク)を要望し、認めてもらった。
なぜ、パソコンか。
速いからか
情報量が多いからか。
それもあるでしょう。
でも、違います。
こういう、机に着席する会議の場合、
「パソコンの画面の向こうに、発言者の顔が見える」
から。
上掲の写真、
プライバシーの保護に配慮してありますが、
実はパソコンの向こう側に、
「美人すぎる」
面々がいらっしゃる。。。,
のである。
いや、会議では、
タイミングよく、
思う存分、
しっかり発言できました。
手だけが見えている要約筆記者のおかげです。
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≪パソコンテイク≫について
以下、過去ログ(21014.1.8記事)から。
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CS放送{目で聴くテレビ」で、ちょっと違和感のある用語が登場した。
大学などの講義のパソコンによる情報保障で、
「ノートテイク」に対して「パソコンテイク」。
以前にも書いたが、
「ノートテイク」という用語そのものが語法的に成り立つのかどうか。
長嶋イングリッシュの「メーク・ドラマ」みたいで気に入らない。
note-taking
あるいは
jotting down the points (要点を書きとめる)
でしょ。
でも、「ノートテイク」という用語が定着している以上、仕方ない。
そういうことを論じることは生産的でない。
note :語源的には「知らせるべきもの」の意→「要旨」(ジュニア英和辞典)
take : 「捕まえて、持っテイク(連れテイク)」
つまり、
すばやく「要旨」を捕まえて、「持っていく」
どこへ?
難聴者のところへ!デショ。
私は、そう解釈している。
「パソコン・テイク」という用語が語法的に、はたして成り立つのかどうか。
識者の論を聞いてみたい気もするが、まあ、どうでもいいか。
「言語」は「記号」だから、定着してしまえば、
それはそれで、いいのだ。
。
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2015年03月12日
手話・要約筆記の合同講座

塩尻市保健福祉センター
塩尻市要約筆記入門講座運営委員会 が3月11日、
保健福祉センターで行われ、地域の難聴者を代表して出席した。
塩尻市社会福祉協議会(社協)から新しい企画が提案されました。
社協主催による
要約筆記入門講座 並びに 手話通訳奉仕員講座の
合同講座
を、7月11日(土)に開催。
難聴者としては大賛成。
願ってもないことです。
そもそも、聴覚障害者にとって、
手話と要約筆記の利用は、明確に区分されるものではなく、
ろう者も難聴者も、ともに、
「聞こえない」
という点に関してはまったく同じものである。
にもかかわらず、要約筆記講座と手話講座では、
その導入が全く違う。
要約筆記の入門講座では、
「まず、聴障者を理解しよう」
というコンセプトで、
「聞こえないとはどういうことか」
と、基礎の、そのまた基礎から入る。
一方、手話通訳奉仕員講座では、
「さあ、みなさん、まず、日本語を忘れてください。
手話の世界に入りましょう!」
と、挨拶や自己紹介のやり方、家族は? 趣味は?・・・
ろう者との交流を目指して、まず実践から入る。
要約約筆記講座と手話講座の受講者が、
「隣は何をする人ぞ」
みたいに、お互い、やっていることをまったく知らない。
ましてや、両者の交流など、あろうはずもない。
両者をつなぐものの存在が、
いままでになかった。
私たちは、かねてから、それがほしかった。
、
今回、社会福祉協議会の担当者の、
前例にとらわれない斬新な企画に対し、
大いに評価し、
かつまた、感謝している。
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Build bridges,not walls !
壁を作るのではなく、橋を架けよう!
同じ障害の仲間だ。
2015.3.12
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Posted by 六万石 at
09:18