2015年03月23日
要約筆記のペン

「要約筆記の現場では何が起こるかわからない」!
この言葉を知る要約筆記者は少なくないと思うが、
利用者にも、全く当てはまる教訓である。
派遣通訳を利用する場合、私は、A4用紙とペンを必ず用意していく。
ペンは、ゲルインの1.0mm。
読みやすい太さなので、これを持っていく。
要約筆記者から、いままでに、
「書きにくいからこれはダメ」
といわれたことはない。
途中でインキが切れるといけないので、必ず新品を用意していく。
先日も、あらかじめ100円ショップで2本購入していった。
会場で、ためし書きをしてみると、いつものと太さが全然ちがう。
よく確かめてみたら GEL 0.38 極細と書いてある。
これじゃあ使えない。
仕方なく、私が普段使っている油性1.0mmボールペンを
ポケットから取り出して、それを使ってもらった。
100円ショップで、ペンの形だけを見て、よく確かめないで購入したのが失敗だった。
予備を持っていてよかった。
ノートテイク用のA4用紙は30枚を用意していったが、
議案書をそのまま読み上げているような場面が多く、
その場合は、議案書のその箇所を指さしで伝えてもらうだけでよいので、
用紙は10枚ぐらいしか使わなかった。
しかし、過去には、30枚では足りず、
要約筆記者の持参していた用紙を加えていただいた時もあった。
「予備電源」は、原子力発電所ならずとも、
常に心しておくことが大切である
追伸:NET情報によると、ボールペンやエンピツは、百均のはよくないらしい。
そういえば、百均で購入した2Bの鉛筆は
中でズタズタに折れていて、削っても削ってもダメだった。
専門の文房具店か、せめても、ホームセンターとかの方が良いらしい。
2116.3.23
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