2015年03月20日

「聞こえの障害」

難聴者の明日」 は全難聴の機関紙である。
なんとなく当ブログの「難聴者のアシタドーナル」と似ている名称であるが、
当ブログの名称は、決して全難聴のパクリではない。

わが「アシタドーナル」は、昭和46年創刊であり、
そのことは、知る者だけが知っている。(閑話休題)

ところで、昨年10月発行の「難聴者の明日」(165号)の冒頭に、
新理事長の新谷友良さんの
「理事長就任にあたって」と題する一文が載っている。

その文章の中で、新谷さんは
「聞こえの障害」
という表現を使っていらっしゃる。

「聴覚障害」あるいは「聴力障害」という用語よりも、
「聞こえの障害」の表現が、
私たち難聴者にとっては、ぴったりだと思う。

難聴と言う障害は、聴力検査の数値で示すことができない場合もある。
「聴力」の障害ではなく
まさに「聞こえの」障害であるからだ

なお、この場合、
「聞こえの障がい
と、交ぜ書きにする必要はなかろう。

私もこれから、
「聞こえの障害」という表現を、大いに使っていこうと思う。

2015.3.20
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  


Posted by 六万石 at 18:21