2013年11月11日

中途失聴・全聾者

全聾(両耳100dB以上損失)ともなると、
補聴器を使って一生懸命に聞き取ろうとする努力は、
「無駄な抵抗」!
のような感じになります。
書いてもらわなきゃ、わからん!
のです。

全難聴のホームページに「耳マーク」の説明文が記載されています。
目の不自由な人の「白い杖」や「くるま椅子マーク」などと同様に耳が不自由ですという自己表示が必要ということで考案されたものが耳マークです。
耳に音が入ってくる様子を矢印で示し、一心に聞き取ろうとする姿を表したものです。
耳マークは「きこえない」ために様々な場で苦渋を味わった難聴者が考案したアイデアであり聞こえの向上、保障を求めていく積極的な生き方の象徴であります。

とありますが、
「一心に聞き取ろうとする姿」
は、私にとって、もはや遠い過去のものです。

正確に言うと私は、現在、
「中途失聴・難聴者」
ではなく、
「中途失聴・全ろう者」
ということになります。

誤解してもらっては困りますが、
全難聴の「耳マーク」の説明文に対して、
文句をつけようなどという気持ちは毛頭ありません。

中途失聴・難聴者協会には、
私のような者もいる
ということです。
(ROKU)

追記 2017.12.09

☆ 難聴者境の長いトンネルをぬけると、「文字国」であった。脳の底が白くなった・・・・
「え? もう一度言って?」と、相手に補聴器を向ける時代は去った。
今は、中途失聴難聴ではなくて、中途失聴の「聾」である。
「ごめんなさい、書いて」と、お願いする日々となっている。
いや、実は、その方が精神を痛めつけられる度合いが少ない。 2017.12.09

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Posted by 六万石 at 17:35補聴器

2013年11月11日

銀杏並木


銀杏並木(塩尻市役所前)(2013.11.8撮影)  


Posted by 六万石 at 06:56